ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

健康診断と住民投票

2014-09-19 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。
朝一番に近くの病院に行って、定期健康診断を受けて来ました。

毎年秋になると、職場で健康診断を受けています。
今年は55歳と言うこともあって、病院まで行って胃のCT検査と便潜血検査もオプションで受けることにしました。

朝8時半に行ったのですが、すでに病院の入り口前で数人待っていました。
中に入って待っていると、次から次と健康診断を受ける人が入ってくる。
個人で受ける人もいますが、多くは私と同じく職場の健康診断のようです。
今や健康診断は一大産業なのだろうなア…と思いました。
もっとも私のような中高年にとっては、病気の発見を早めてくれる健康診断を無償で受けられるのは大変にありがたいことです。

バリウムを飲んだのは17、8年ぶりでしょうか。
何につけても技術革新がスゴイので、ずっと飲みやすくなっているんだろうなア…と内心期待していましたが、案外変わっていませんでした。
私の嚥下力が落ちたのか、以前より飲みにくく感じるくらいでした。
検査台に乗って、技師の指示でぐるぐる体を回転させたり呼吸を止めたりするのも、以前と同じでした。
これで、私の体の中身の方も、変わっていなければいいのですが…。


昼前に帰ってテレビを点けると、スコットランドの独立に関する住民投票の生中継をやっていました。
二、三か月前にこの件を聞いたときは、ちょっと耳を疑ったものです。
スコットランドが住民投票次第で独立するかもしれない…って?
そんなことありうるのか??
結果はご存知の通りでした。

でも、これだけの大事態が全て民主的な手続きで行われたということには、彼の地の政治風土の成熟を感じました。
もともと、スコットランド独立を最大公約としていた政党が地方議会の第一党となったため、ロンドンの中央政府が独立の是非を決める国民投票を認め、公正な投票の結果、退けられたのです。
その間に一度も流血の騒ぎがなかったとしたら、なかなか大したものだと思います。


午後は床屋に行き、先月と同じく、途中すっかり寝込んでしまいました。