ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

心掛ける

2014-03-04 | ほとほと日記
今日は仕事は休みで、いつもと変わらない呑気な休日を過ごしました。

夕食後、早い時間から二度、三度と短く眠りました。

こういうときがときにあります。

ふだんの睡眠が不足しているわけではないのですが、赤子のように眠るのは、心身がそれを欲しているのかも知れません。

昼間に国会中継やテレビニュースを観ていたので、それに影響された夢をみたようです。

各地で物騒な事件が続いています。

強い恨みや金銭的動機が窺えない殺人などが続くと、世の中への気味の悪さが増して、街ですれ違う人のちょっとした仕草や職場での他人の振舞いにも過剰な意味付けをしてしまいます。

そしてどんどん猜疑や孤立感の迷宮に落ち込むことになりかねません。

それを止めるのは、やはり家族や気心の知れた友人たちとのちょっとした心の交流だと思います。

特に一人暮しの者はそれを意識的にやり取りする必要があると思います。

事件を起こす人は、物理的には判りませんが、心理的にはどうしようもなく独りなのでしょう。

それを救う手立ては誰にも簡単には見つかりません。

出来ることは、少なくとも自分は、そして身近な親しい人は、本当に独りにならないよう心掛けることだと思います。