ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

思い出す

2013-02-11 | ほとほと日記
今朝も気分は落ち着いている。

不安や恐怖がほとんどない。

最近、認知症について少し勉強を始めている。

興味深いことを知った。

認知症の人は最近のことは忘れ、何十年も前のことを訴える人が多い。

しばしば大昔のつらいことを訴える人々を見ていて、認知症とはそういうものかと思っていた。

ところが、訴える内容は現在の気分が反映していると言うのだ。

つまり、今を幸せと感じていれば幸福な記憶を、今が不快ならつらいことを思い出す…という。

だから、認知症の高齢者に幸せな気分でいてもらうことは、とても重要なことだ…と。

私は認知症というにはまだ少し早いが、自分にも思い当たることである。


神様。

今日一日が無事に過ごせますように。

家族、友人たちが元気で過ごせますように。


主の祈り。

聖母マリアの祈り。