ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

休日の夢想

2013-02-05 | ほとほと日記
今日は仕事は休み。

朝起きたら8時半近かった。
普段は休みでも7時前には起きている。これほどゆっくりと寝たのは久しぶりだ。
休日は朝から図書館に行く…という決意は二日目にして挫折してしまった。

その代わりオープンと同時にスポーツクラブに行って、去年の4月に復帰後、一番速いペースで走った。
このところ体が軽く感じられるので、走るのが楽になって来ている。

それからスーバーに行って食品をかなりたくさん買った。
コメ五キロを自転車で運ぶのは大変だった。

自家製野菜炒めでたっぷり昼食を摂ると眠くなった。
横になると2時間以上眠ってしまった。

ここ二年間で強い不眠に陥ったことが何回かあるので、眠れるのはともあれ嬉しい。

テレビを点けると柔道界の体罰のニュースをやっている。

私は運動部に全く無縁な人生を送って来て、今となってそれをかなり悔やんでいるが、最近のニュースには「何をいまさら?」と不思議な感じがする。

私が小学生四年生の頃、全てのクラスに野球チームがあったが、ミスをするとケツバットなどが普通に行われていた。
それは回りの中学生や高校生、大人の指導者の真似をしていたのだろう。
私は子供の頃から人を傷つけるのも人に傷つけられるのも異常に恐れていたので、野球の練習に行くのが嫌で嫌で仕方がなかった。

そんな私が運動部に無縁だったのを悔やんでいるのは、社会で生き残るために必要な基礎体格と基礎体力、何より馬鹿げた不条理があっても「何くそ」としがみつく根性がついたのでは…と夢想するからだ。

「愛のある体罰」というのが本当にあるのか、私には分からない。
でも体罰を受けて指導されれば、自分の育ちを合理化するためにも、自分が育てる側になったときに体罰を用いるのは当然だと思う。

会社で出世する人には運動部で体格体力を鍛え、厳しい上下関係や理不尽な命令にも耐えられるタイプが多いと思う。
また、最初から「男は心身とも強くないと」という動機で運動部に入る場合も多いのではなかろうか。
そういう人たちのの圧力に負けないためには、中学高校くらいは運動部にいれば良かったのになあ…と数十年前を悔やんでいるわけです。

でも、十代の頃から五十代の今まで、ただそんな夢想だけをしながら、けっきょくは何もしないでフトンにゴロゴロと転がっていました。


明日は東京も大雪になるらしい。
イヤだなあ。