雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

真逆のことを考えてみたい

2007年01月10日 | 卓球
 二月くらい前に、たなかしさんから、こんなことを言われたのです。
 「古武術やナンバの動きが効率的・効果的であることは解る、相撲や空手という日本伝統のものが同側同体であることも十分解る、でも外国から入ってきたスポーツにそれを当てはめることができるのだろうか」と。
 
 実にたなかしさんらしい全体眼が成せる指摘なのである。

 それに対して私はこう言った、「もともとスポーツというのは収穫祭か何かのお祭りの遊びから出来たものだと思う。それが音楽や踊りのジャンルとスポーツのジャンルに枝分かれしていったのではないだろうか。だから世界のどこでも昔は同じ体の使い方をしていたと思う。例えば古代エジプトの壁画は同側同体に描かれているし、イスラム圏のベリーダンスは正しく井桁崩しだし、ハワイのフラダンスも左右の軸足に重心を乗せ換えている、ニュージーランドの原住民であるマオリ族の踊りも同側同体だ。」

 確かに世界各国の体の使い方の原点は同じだと思っている、ただただ、ここで考えなければいけないことがあるのだ、いつ・何故、上半身と下半身をクロスさせる体の使い方が生まれたのかということを。
 これが説明できれば、今の私達の考え方により説得力と確信が増すのだろう。

 今年はこのことを追及してみようか・・・