雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

告別式

2010年01月29日 | 徒然
 昨日、後輩の奥さんの告別式に行ってきた、享年47歳、癌だった。
 2年半前に癌が見つかってから、「奇跡を起こす」と言って病魔に立ち向かっていたという・・・だが奇跡は起きなかった・・・

 大学生の長女、高校生の長男、中学生の次男、早過ぎる母親の死。

 職場の同僚の女性が、終始泣きながら弔辞を読み上げていた、「○○ちゃんの花嫁姿も見たかったろうし、まだまだ子供達のお弁当も作りたかったろうし・・・・」

 最後に喪主である後輩がお礼の言葉を述べた。
 故人が生前係わってきた全ての人達への丁寧なお礼の言葉から始まり、闘病生活の様子、故人の人柄等々、理路整然と毅然としたあいさつで、「この日の覚悟が出来ていたんだろうな、辛いだろうに立派なあいさつだな」と感じていたら、突然、悲鳴のような声で、「妻は我が家の太陽でした・・・」
 あとは嗚咽の中で懸命に言葉を絞りだすしか術がなくなって、とても後輩の顔を見ることが出来なかった。

 家に帰ってきて家族揃っての夕食、家族全員で【今】を共有できている自分と共有できなくなってしまった後輩を思いながら・・・
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面白いやつだよシンノスケは

2010年01月24日 | 卓球
 シンノスケが県外の中学に練習に行くというので、ひやかしで行ってみた。
 昔、少しは係わりのあった中学ということもあって、どんな感じなのかなぁという興味もあったのだけれど。

 お昼近くに学校に着いたので、挨拶したところで昼休み、バイクを転がして一緒に行ったたなかしさんと近くのラーメン屋さんで昼食を済ませて、再び体育館へ。

 昼休みも終わって午後の練習が始まると、シンノスケがボール拾いにかこつけて近くにやってきて、「何か言いなよ」と私に何かを期待する。
 「俺は今日は教えに来たわけじゃないから」と言うと、「フーン」とつまらなさそうにボール拾いに戻っていった。

 あいつ、俺の心を見透かしているんじゃないかな?

 あいつとボールを打つときが、今でも自分の成長を意識するとき、何か引きずり込まれるんだよなぁ~。
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口は弁護士・・・

2010年01月07日 | 戯れ言
 昨年の11月に、50代後半の社員を対象にした社内研修があって、冒頭のあいさつ(講話)の代理を急遽頼まれ、一回だけ30分程度の話をしたのだが、昨日、研修担当者がやってきて、数回開催した研修のアンケート結果がまとまったからと、集計結果を見せてくれた。

 アンケートの取り方は、各カリキュラム毎に【非常に有意義、有意義、どちらとも言えない、あまり良くなかった、良くなかった】の5段階評価となっていて、俺の講話まで評価の対象になっていた。(そんなこと聞かされていなかったのに)

 何か採点された答案用紙を返されるような気持ちで恐る恐る覗いてみると、何と【非常に有意義】が40パーセント、【有意義】が60パーセントで、参加者全員が評価してくれているではないか。

「一般的には【どちらとも言えない】という答えが4割くらいを占めるので、こういう結果は珍しいですよ、次回からはレギュラーでお願いします」と研修担当者が胡麻を擂る。

 これでまた、周りから茶化されるのだ、『口は弁護士、心は詐欺師』 と。
 だけど、その時は真剣にそう思えて、心の底からそういう言葉が出てくるんだけどなぁ~

コメント (7)
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箱根駅伝

2010年01月03日 | 徒然
 箱根駅伝には思いが強くて毎年見ているけれど、今年見ていて感じたことは、『一本線ではなく二本線』を走る選手が増えたということ。いわゆる『ナンバ走り』だね。

 まだまだ体が左右にブレて、効率的な走りにはなっていない選手が多かったけど、明らかに「変化・進化・先祖帰り」の潮流が始まった気がする。

 今、短距離界を含めて、日本の陸上界が大きく変わり出してきているよ、間違いなく。
 女子の100メートル走の日本チャンプが、ラジオの番組に出て早く走るコツを聞かれ、「地面と足の接地時間をどれだけ短くするかということ」と答えていたよ。蹴ったら接地時間は長くなるよね
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