《ニュース》

観光支援事業「Go To トラベル」を、7月か早ければ6月末にも再開することを政府が検討していると、各紙が報じました。

 

《詳細》

「Go To トラベル」は2020年7月、旅行代金の半額相当を補助する事業として始まりましたが、同12月、コロナ感染拡大を受けて取りやめとなりました。政府は翌21年4月より、県内旅行を対象とした「県民割」を導入し、観光促進策としています。

 

しかし「まん延防止等重点措置」が3月に全面解除され、政府が訪日観光客の受け入れを今年6月10日から再開する中、「国内の旅行需要喚起も必要」との声が、与党内から上がっていました。こうした声も背景に、岸田政権は再開のタイミングをうかがってきました。

 

とはいえ「Go To トラベル」は、コロナ感染拡大の一因になったとの批判もあるため、名称を変えてイメージを刷新する方向で検討されているといいます。具体的には、現在の「県民割」の対象を全国に広げる案などが出ています。