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岸田文雄首相は23日、ウクライナ支援のオンライン国際会議「クリミア・プラットフォーム」に参加。総額およそ11億ドル(約1,503億円)の支援を実施すると訴えました。

 

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このオンライン会議はウクライナ政府の呼びかけで開催されたもので、欧米など約60の国・地域の首脳、北大西洋条約機構(NATO)など国際機関の代表が参加しました。

 

岸田氏はオンライン・メッセージを寄せ、「ロシアによるウクライナ侵略は、欧州のみならずアジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす暴挙です」などと厳しく非難。ロシアへの強力な制裁を講じると強調しました。

 

ウクライナに対しては、6月に行われたG7サミットで発表した通り、穀物貯蔵能力強化や国際的な食糧危機への対応のための追加支援を含めるおよそ11億ドルの支援を実施していくとして、「ウクライナの一刻も早い平和の回復と復興の実現に向け、積極的な貢献を進めていく」と訴えました。