参院選・宮崎選挙区 幸福実現党・河野一郎氏が出馬会見
2019.02.25(liverty web)
神武天皇が生まれた高千穂を擁する宮崎県。「神話のふるさと」と呼ばれる宮崎の地から、豊かで安全な国をつくろうと、幸福実現党の河野一郎(こうの・いちろう)氏が立ち上がった。
河野氏は25日、宮崎県庁記者クラブで記者会見を開き、今夏に行われる参院選に幸福実現党の公認候補として、宮崎県選挙区から出馬することを表明した。衆院選を含む国政への挑戦は6回目となる。
その間、一貫して「小さな政府と安い税金により、県民を豊かにし、企業の力を伸ばして県や国を豊かにする」「自分の国は自分で守る 憲法9条を改正し、自衛隊を国防軍にして隣国の脅威に備え、安心して暮らせる国と宮崎県にする」ことを訴えてきた。
このたびの記者会見では、「内憂外患」が年々深刻化しているとして、経済政策と国防政策に力を入れていくと語った。具体的には以下の通り。
(1)消費税の減税
2014年の消費税の8%への増税以来、消費が落ちこんでいる。この状態で消費税10%になればさらに経済が低迷する。
国がすべてを決定する国家社会主義的なやり方には限界がある。
(2)中国包囲網を構築する
北朝鮮の核・ミサイル問題、韓国の反日政策、中国の覇権主義と人権弾圧など、日本を取り巻く安全保障環境は悪化している。憲法前文にある「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」という精神に照らすなら、中国の人権弾圧を批判するべき。
日米同盟を基軸とし、日露平和条約の締結などによって日本を守り、中国包囲網を築く。
さらに、「豊かで、優しく、誇り高い宮崎」を目指すとして、次の3点を掲げた。
(1)豊かな宮崎
自然豊かで食べ物もおいしいという宮崎の強みを生かし、減税や交通インフラを整えることで県民を豊かにする。さらに、観光にも力を注ぎ、豊かな宮崎を国内外にアピールする。
(2)優しい宮崎
自宅や施設での介護や訪問医療の提供、予防医学の推進などで、健康で長生きできる宮崎を目指す。また、助け合う家族を支援することによって、生まれてよかった、住んでよかったと思える、幸福度の高い宮崎を目指す。
(3)誇り高き宮崎
神話の里、神々の故郷である宮崎県を、京都や伊勢に負けない、日本の代表的な神話の聖地にする。地域を支える神楽やお祭り、お寺の縁日等の維持・保存を支援すると共に、神話を学び、郷土愛を培い、愛国心を育てる教育の機会を増やす。一生に一度は宮崎県に来て、日本の源流を学ぶカルチャーを国内外に浸透させる。
最後に河野氏は、「神話の里、神々の故郷、大好きな宮崎で活動できることが誇り。国民、県民の皆様のために死力を尽くしたい」と決意を述べた。
宮崎から、日本の大発展という「新たな神話」が生まれることを期待したい。
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