消費税10%はまだ止められる!幸福実現党が「増税中止」デモ
2018.12.22(liverty web)
東京・池袋を練り歩きながら「消費増税10%の阻止」を訴える、幸福実現党の人々(横断幕を持つのは、左から、小島一郎埼玉県統括支部長、七海ひろこ広報本部長、松島弘典幹事長、壹岐愛子神奈川県統括支部長)。
長い列をつくり、こぶしを上げながら進むデモ隊。
「消費増税は、家計の負担だ!」「軽減税率、勝手に決めるな!」――。
幸福実現党は21日午後、東京・池袋で、消費税10%への「増税中止」を求めるデモを行った。この日、都内では冷たい雨が降っていたが、デモ開始直前、奇跡的に止んだ。
約450人の参加者がシュプレヒコールを上げながら、「止めよう! 消費税10% 減税で、景気回復」「消費税10%を中止せよ! まだ間に合う! 署名活動中」などと書かれた横断幕を掲げ、池袋駅周辺を練り歩いた。
道行く人々が振り返り、沿道から手を振る人や、「増税反対! 反対!」「がんばれー」などと声援を投げかける人の姿も見られた。
「増税中止は、まだ間に合う!」
デモの開始前に、同党の松島弘典幹事長が「増税反対を訴えるにあたり、先日、内閣府に要望書を提出し、署名活動も行っています。消費税増税反対デモを行うのは、首都圏では"残念ながら"2回目となります。民主主義の時代に、首都・東京で声を上げることには大きな意味があります。今日は、大きな光を、声を発していきましょう」と挨拶。
来年夏の参院選の東京選挙区から立候補を予定している、七海ひろこ広報本部長も、次のように気勢をあげた。
「今日は、黄色のベストを着てきました。決して暴徒化するわけではありませんが、今、フランスでも増税に反対する声が上がっています。幸福実現党では消費増税反対署名を行っていますが、皆様も各地を回られて、『もう仕方ないんじゃないか』というお声をたくさん聞かれているかと思います。今日は、『まだ間に合う!』を合言葉に、声をあげて参りましょう!」
土曜日の池袋駅前ということもあり、多くの買い物客が行き交う中、参加者は「軽減税率、何が8%で、何が10%か、分からない!」「軽減税率は、お店を困らせる悪法だ!」「消費減税で景気を回復させよう!」などと声を上げた。
沿道の声援に応える幸福実現党の人々。
過去、消費税率を上げるたびに景気は冷え込んでおり、国内総生産(GDP)の6割を個人消費が支える日本で増税を強行すれば、回復の兆しを見せている日本経済は大きなダメージを受ける。
幸福実現党は2009年の立党以来、「景気を良くするために必要な施策は、増税でなく減税である」と主張し続けてきた。
今年も11月から全国で、「消費税10%への『増税中止』を求める署名」活動をスタートさせている。
「消費減税」こそが最大の福祉であり、中小企業の防衛にもなるとして、来春を目途に、安倍晋三首相宛に「10%への増税を中止し、将来的には5%への引き下げを目指す」ことを要望する予定だ(幸福実現党ホームページ:「消費税10%への『増税中止』を求める署名」ご協力のお願い)。
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