今度こそ本当にヤバい中国 Part 1
2020.10.29(liverty web)
2020年12月号記事
今度こそ本当にヤバい中国
中国共産党の独裁体制が崩れ去る時が、ついにやって来た。
(編集部 山本慧、山本泉、片岡眞有子)
contents
今度こそ本当にヤバい中国 Part1
今度こそ本当にヤバい中国 Part 2 「半導体戦争」で中国は途上国に逆戻りする
今度こそ本当にヤバい中国 Part 3 米中戦争が始まったら米軍の標的になる場所は?
「中国共産党が崩壊する」。これまで何度も論じられてきたシナリオだ。いつ来るのかと待ちわびる人もいるだろうが、ようやく2020年は、共産党の終わりの始まりになるだろう。
共産党の"受難"
今年は共産党にとって"受難"の年と言える。習近平政権は、武漢で発生した新型コロナウィルスを隠ぺいし、世界に拡散。その後、乱造したマスクと引き換えに、「一帯一路」のインフラプロジェクトを各国に売り込み、「火事場泥棒」などと大不評を買った。
さらに中国は、香港やウイグルなどへの弾圧、尖閣・台湾・南シナ海での軍事的な恫喝を繰り返し、インド軍とも一触即発になる。各国は中国の暴走を非難し、国際世論も自己中心的な中国を見放す傾向が強まっている。
世論調査によれば、ドイツやイギリスなど主要9カ国の反中感情は過去最悪を記録し、日本では86%が中国に否定的な感情を持つと答えた(*)。
中国人も、共産党の悪政に気づき始めている。各地で猛烈な水害や風、雷、雹などの異常気象に見舞われると、「共産党に天罰が下っている」との声がネット上に広がったのだ。
特に6月から8月にかけては、「80年に1度」の大洪水が長江流域で発生。世界最大の三峡ダムが水害で崩れるという噂が囁かれ、共産党とダムの崩壊を二重写しにする意見が飛び交った。
中国の文豪・魯迅はこんな言葉を残した。「声なき処において驚雷を聴く」。弾圧された民衆の声は、今にきっと大地を揺るがす大きなものとなり、革命が起きるという願いが込められている。
本特集は、独裁体制を敷く共産党に待ち構える苦難をさまざまな天意に基づいて紹介し、中国との付き合い方を考えるきっかけとして提供したい。
(*)米大手調査会社ピュー・リサーチ・センターが10月に公表した調査。
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