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幸福実現党が台湾の立法院で「台湾関係法 試案」を発表 「日本と台湾は『自由、民主、信仰』の価値観を共有し、普遍の価値を守り抜くパートナーである」と宣言 2024.09.09

2024年09月10日 05時28分51秒 | 日記

幸福実現党が台湾の立法院で「台湾関係法 試案」を発表 「日本と台湾は『自由、民主、信仰』の価値観を共有し、普遍の価値を守り抜くパートナーである」と宣言

<picture>幸福実現党が台湾の立法院で「台湾関係法 試案」を発表 「日本と台湾は『自由、民主、信仰』の価値観を共有し、普遍の価値を守り抜くパートナーである」と宣言</picture>

 
台北の立法院で開かれた「日台友好に関する記者会見」。左側から、台湾基進 王興煥主席、台湾独立建国連盟 陳南天主席、台湾教授協会 陳俐甫会長、江夏正敏 幸福実現党幹事長、台湾団結連盟 周倪安主席。掲示された青色の幸福実現のポスターには、繁体字で「台湾を二度と見捨てない。今こそ日台同盟を」と記されている。

 

幸福実現党の江夏正敏幹事長が6日、台湾・台北の立法院で開かれた台湾教授協会主催の「日台友好に関する記者会見」にメインゲストとして参加。共産党独裁の中国の脅威を押しとどめ、日台の絆を深める「台湾関係法 幸福実現党試案」を発表しました。

 

会見で江夏幹事長は、「日本が台湾を一方的に断絶したことは“武士道"からみて間違った行為であった。今後の日本外交は、台湾と国交回復、同盟関係の樹立という方向に踏み出すべきだと考えている」「日本と台湾は、なんら法律的根拠もなく民間交流で成り立っている脆弱な関係であるため、まずは台湾関係法試案を策定したい」と語りました。

 

 

「日本政府は、台湾有事は日本の存立危機事態であると認める」

試案では、「第一条 この法律は、インド太平洋地域の平和を守り、繁栄を実現するために、日本国と台湾のあらゆる分野における交流を深めることを目的とする。」とした上で、「第二条 日本国と台湾は『自由、民主、信仰』の価値観を共有し、インド太平洋地域において、この普遍の価値を守り抜くためのパートナーであることを確認する。」としました。

 

また、安全保障の連携強化について、こう記しています。

 

「第六条 日本政府は、台湾有事は日本の存立危機事態(武力攻撃事態等及び存立危機事態における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律(平成十五年法律第七十九号)第二条第四号に規定する存立危機事態をいう。)であると認める。

 

2 日本政府は、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約における「極東」とは、台湾地域も含まれるとの認識のもと、アメリカと連係して台湾海峡及びその周辺の防衛にあたる。

 

3 日本政府は、台湾の安全保障に関する協力体制を強化し、インド太平洋地域の平和と繁栄を実現するために必要があると認めるときは、自衛隊を含む政府機関が情報提供及び人材交流等を行うことができるものとする。」

 

会見に同席した主催者の台湾教授協会の陳俐甫会長をはじめ、民進党系のグループに属する政党「台湾基進」の王興煥主席、「台湾団結連盟」の周倪安主席、また「台湾独立建国連盟」の陳南天主席は一様に、幸福実現党への期待感を語りました。

 

 

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江夏幹事長は、繁体字版の「台湾関係法 幸福実現党試案」を示し、台湾を守る決意を語りました。

 

 

日台、米欧、インド、オーストラリアなど「中国を信仰ある国で包囲する」

また、会見で江夏幹事長は、日本と台湾をはじめ、アメリカやヨーロッパ諸国、インド、オーストラリアなど、「中国を信仰ある国で包囲すること」の重要性について、こう指摘しました。

 

「バイデン大統領が提唱してきた『民主主義vs.専制国家』という対立構図は、ロシアを中国・北朝鮮と結びつけてしまい、世界大戦の構図が出来上がってしまう。幸福実現党は、ロシアと中国を分断するためにも『無神論国家vs信仰ある国』の対立軸を打ち立て、ロシア正教の信仰を持つロシアを西側へ引き入れることが重要だ」

 

宗教政党として独自の外交戦略を提示し、これこそが台湾危機や第三次世界大戦の勃発を食い止めることにつながると訴えました。

 

 

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信仰ある国による「中国包囲網」の重要さを語る江夏幹事長(中央)。

 

 

「日本と台湾は運命共同体」「台湾を二度と見捨てない。今こそ日台同盟を」

幸福実現党は、これまでも「日本と台湾は運命共同体」という視点から、台湾との絆を深める施策を提言し続け、日本全国で「台湾を二度と見捨てない。今こそ日台同盟を」というポスターの掲示を進めています。

 

しかし、現在の民間交流のみで成り立っている脆弱な日台関係には、経済や国防などさまざまな面で問題があります。今回の会見では、中国に領空侵犯をされても毅然とした対応が取れない自民党を中心とした既存政党とは一線を画し、日本の国内法の制定によって法律的根拠に基づいた日台関係へと昇華させることの重要性を明確に訴え、台湾防衛の姿勢を明確に打ち出す、幸福実現党の本気さを示しました。

 

幸福実現党は長年にわたり、日本と台湾の関係強化を訴え、緊迫する台湾情勢を踏まえ、2021年12月には「日台友好議員連盟」(会長・古川一美:茨城県古河市議)を設立し、議連メンバーが訪台を重ね、台湾の政治関係者や有識者との交流を深めてきました。(台湾で肌で感じた、幸福実現党が掲げる「自由・民主・信仰」への大きな期待 【日台友好議連・台湾視察/特別ゲスト講演会レポート】)

 

 

大川隆法党総裁が提示した「中国の台湾化」というビジョン

遡ること5年前の2019年3月3日、幸福実現党の大川隆法党総裁は、台北にて、「愛は憎しみを超えて」という演題で講演されました。

 

その中で大川総裁は「私がお願いしたいことは、この台湾の繁栄と発展、民主主義、自由主義、そして、資本主義的なものの考え方と、信仰を大事にする考え方を、中国全土に広げることであり、実は、これが、中国の人民の幸福につながるのです。」と中国を台湾化することによって、中国共産党政権下の圧政と人権弾圧で苦しんでいる14億人の中国人を救うというビジョンを提示されました。

 

日本と台湾の絆が、第三次世界大戦の勃発をインド太平洋地域でくい止め、中国の人々を共産党の独裁から解放し、世界に平和と繁栄を実現するためにも、幸福実現党が日台の懸け橋の一助となるべく、国内外において更なる政治活動を推し進めていく決意です。

(幸福実現党広報本部 城取良太)

 

【関連サイト】

幸福実現党 台湾で「台湾関係法 幸福実現党試案」を発表

https://info.hr-party.jp/2024/14379/

 

【関連動画】

幸福実現党チャンネル 【日台友好議員連盟・台湾視察ダイジェスト】台湾総統選直前、迫りくる中国の軍事的脅威と選挙への介入。「台湾を二度と見捨てない。いまこそ、日台同盟を。」

https://youtu.be/ZC4JNhPsEYM

 

【関連記事】

2023年11月28日付本欄 台湾で肌で感じた、幸福実現党が掲げる「自由・民主・信仰」への大きな期待 【日台友好議連・台湾視察/特別ゲスト講演会レポート】

https://the-liberty.com/article/21032/


「努力しても豊かになれない」加速する悲観論が中国経済も政権も揺るがし始めた【澁谷司──中国包囲網の現在地】 2024.09.09

2024年09月10日 05時27分50秒 | 日記

「努力しても豊かになれない」加速する悲観論が中国経済も政権も揺るがし始めた【澁谷司──中国包囲網の現在地】

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澁谷 司

 

アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師

澁谷 司

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

 

北京大学の付属機関、中国国情研究センターが長年行ってきた社会調査結果の推移が、中国の不安定さの本質を浮かび上がらせている。

 

1988年に設立された同センターは、中立、非営利の学術研究機関であり、科学第一の目的を追求するとされる(*1)。同組織では、米ハーバード大学のマーティン・K・ホワイトと米スタンフォード大学のスコット・ロゼールの研究チームが共同で、中国社会の"不平等"について、約20年にわたる実証研究を行ってきた。

 

調査は2004年から2014年までの間に3回行われ、さらに最新の調査が2023年に実施されている。

(*1)2024年7月11日付『万維読者網』

 

 

「努力で豊かになれる」と信じる人が減っている