氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

こなから

2006-01-08 11:32:00 | 懐かしい言葉
「小半ら(こなから)」と言う言葉も「死語」と成りました。
半分の半分で二合半の(1/4・クオーター)の意味です。
「こなから酒」で僅かばかりの酒と云う意味も有ります。

奈良県は他所に比べて「古語」や「死語」が比較的多く残っていますが「こなから」も最近は余り聞かなく成りました。

昔の日本の通貨である両の勘定も面白い。
補助金貨1朱が4枚で1分、1分が4枚で1両です。
1両は・・・4分(1朱金16枚)なんでも1/4で計算出来たのですね。

余談ですが「切り餅」は25両です。
映画や時代劇ドラマで小判を25枚包んだ「なまこ型」が出てきますが本当かな?
江戸時代1分銀100枚(25両)を四角く紙に包んで封をした物を「切り餅」と謂いました。
25両も100両の1/4です。

「こなから」も「死語」になるはずです。
でも清酒の「こなから瓶」は有っても良いと思うのですが・・・
「尺貫法」を使えないので無理ですね。
「450CC」ボトルなんて半端ですから。



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