「チンドン屋」を街で見なくなった。
昭和30年代の初め頃には商店の開店や大売出しの宣伝に「チンドン屋」をよく見かけました。
「チンチンドンドン~チンドンドン~」
鉦と太鼓のリズムにクラリネット、サキソフォン、トランペット、三味線のもの悲しい調べが街に響きます。
白塗り三度笠の股旅姿やサングラスに船長帽子のマドロス、三味線を持った鳥追い姿、道化のピエロ・・・色々な扮装をした一団が街を練り歩く。
「チンドン屋」の調べを聴くと我々、悪ガキ連はビラを貰いに後ろを同じ様に練り歩いた。
童話の「ハメルンの笛吹き」について歩く鼠のように何処までも「チンドン屋」の後をついて歩きます。
街角の所々で「東西~東西~皆様御存知の京阪商店街におきましては~歳末大売出しを実施中で御座いますれば~皆々様の賑、賑しい~御来店を・・・」口上を述べビラを配りました。
一枚貰えばそれで良いのに「チンドン屋」の後を何処までもついて歩きます。
周りが暗くなりコウモリが飛び交うと慌てて家路を急ぎました。
最近はあんな「懐かしい商売」を見なくなりました・・・
昭和30年代の初め頃には商店の開店や大売出しの宣伝に「チンドン屋」をよく見かけました。
「チンチンドンドン~チンドンドン~」
鉦と太鼓のリズムにクラリネット、サキソフォン、トランペット、三味線のもの悲しい調べが街に響きます。
白塗り三度笠の股旅姿やサングラスに船長帽子のマドロス、三味線を持った鳥追い姿、道化のピエロ・・・色々な扮装をした一団が街を練り歩く。
「チンドン屋」の調べを聴くと我々、悪ガキ連はビラを貰いに後ろを同じ様に練り歩いた。
童話の「ハメルンの笛吹き」について歩く鼠のように何処までも「チンドン屋」の後をついて歩きます。
街角の所々で「東西~東西~皆様御存知の京阪商店街におきましては~歳末大売出しを実施中で御座いますれば~皆々様の賑、賑しい~御来店を・・・」口上を述べビラを配りました。
一枚貰えばそれで良いのに「チンドン屋」の後を何処までもついて歩きます。
周りが暗くなりコウモリが飛び交うと慌てて家路を急ぎました。
最近はあんな「懐かしい商売」を見なくなりました・・・
ハハハ、これ、ドンパン節のような...
うーちのおやじはハゲあたまぁ、となりのおやじも...ハーゲとハーゲがぶつかってぇ~
カンケーねがったが、しづれい、すますた!(これでは、伴ジュンの世界?)
チンドンや、あのオシロイ、真っ赤な口紅、白足袋やぞうり、広告看板ぶら下げて、う~ん!
ちょっと違いますが洋画「ブリキの太鼓」とかジェルソミーナ「道」なんか似たような雰囲気、でもああいうのは大道芸かな?
そうでした。うす暗くなると、小さいこうもりが飛びまわった!
暗くなるまで外にいるからよッ!
アジャパー・・・を思い出しました。
伴ジュン、アチャコの絶妙なコンビが出演する映画「二等兵物語」も思い出が有ります。
可笑しくて悲しい映画でした。
男子児童生徒の帽子と丸刈り、女子児童のオカッパ、火の見櫓、リヤカー、馬車、農耕牛、木炭自動車、虚無僧、踊る宗教、傷痍軍人、女性の立ち小便、下着姿のおばちゃん、ステテコ姿のおっちゃん、脱脂粉乳。
昔はよく見たもんだ。