氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

下駄直し

2006-09-15 00:01:14 | 懐かしい商売
昭和30年代の中頃まで「下駄直し」が町々を行商(修理)していました。
なお~し 下駄なお~し」の声が聞こえると痛んだ下駄を直して貰う。

門口に荷物を下ろすとそこが直ぐに仕事場に成る。
切れた鼻緒や磨り減った下駄の歯を入れ替える修理をしてくれるのです。

あの頃は大人も子供も男女を問わず下駄が一般的でした。
利休下駄や日和下駄に雨下駄(高下駄)・・・何処の家にも有ったのです。

下駄が日常で履かれなくなるのは何時頃からか?
多分オリンピックが有った昭和39年頃からではないだろうか・・・
お母さん方の和服や割烹着が着られなく成った頃からだろうと思う。
此の頃は商店街にも下駄屋さんは見かけなく成りました。

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