氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

アセチレンランプ

2007-07-11 23:31:54 | 懐かしい品物
昔の縁日や夜店の露店では照明に「アセチレンランプ」という照明器具を使っ
ていました。
昭和30年代には電力事情が改善され仮設の電燈がつけられています。
「アセチレンランプ」を見たのは昭和20年代の後半だったのだろうか?

「アセチレンランプ」は金属製のポットのような照明器具でその筒先にバーナー
が有り青白い光のガスが燃えるガス燈です。
ガスの燃焼する臭いが生臭くて閉口しました。

照明器具の中に水が入っていてそこにカーバイトを入れると反応してアセチレン
ガスが発生する仕組みです。
簡単で安価な照明器具でしたが今はもう見ることは出来ません。

余談ですが「手塚治虫」先生の初期の漫画には脇役で「アセチレンランプ」が
登場していました。
これも時代を感じさせる命名で懐かしい思い出です。

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2 コメント

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アセチレンランプ (マドレーヌ)
2007-07-16 21:10:59
「アセチレンランプ」という名前を知りませんでした。でも、水にカーバイトを入れるランプは知っています。学生時代は「釣り同好会」だったのですが・・・夜釣りに行くのに確か「カーバイト」を持って行きました。海水を汲んで「カーバイト」を入れていました。どういう形だったか思い出せないのですが、当時はどういう仕組みか謎で不思議でしたからよく覚えています。今から25年ほど前の話ですわ。
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カーバイト (氣楽亭)
2007-07-17 08:25:31
マドさん。

>海水を汲んで「カーバイト」を入れていました。

そうですカーバイトは水に反応してガスを出すのです。

>学生時代は「釣り同好会」だったのですが・・・

へえ~多趣味ですね。
僕は仕掛けを作ったり、餌を付けたりが面倒で、釣りはあまりしませんでした。
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