今日の千秋楽は？

常に話題の中心に来る「朝青龍」
場所前の練習では相手力士にことどとく投げられ、引退が大っぴらに喧伝されていました。

しかし場所が始まるや、気迫のこもった目の覚めるような冴えた取り口で快進撃が続き、今日の千秋楽、１敗の白鵬との勝負で優勝が決まります。私は新年会で京都まで出掛けるためこの大勝負をみることができません。残念！

昨日、Ｎさんが職場に朝青龍が訪問した時のビデオを持ってこられました。私にはとても珍しかったのでお借りしました。その一部をご覧ください。



表情がかわいらしく、好感がもてました。

場所前の不調は、私には朝青龍の演技だったように思います。
日本人力士には、常に強くなければならないと課せられ、場所前でも力を抜くことは許されないのに。朝青龍はそんな日本人社会をあざ笑うかのように、大勝負の前に大芝居をうったのではないでしょうか？

日本人には「腹芸」という言葉もあるように、うまく周囲を煙にまき運を自分に引き寄せる知恵も持ち合わせているはずです。何故もっとそれが使えないのでしょうか？技や力以前に、これでは世界と勝負ができないように思います。