ぶどうの木            

      わたしはその枝

    
         川越の主の園から 

愛する先生の死

2007-01-27 10:42:33 | Weblog

     昨夜8時15分、私の所属している教会の前牧師が、天に召されました。
     77歳です。今の時代まだお若いです。
     私が亡くなる3日前に病院を訪ねた時、先生のおっしゃる事は1/3位しか
     声にならず、先生の言われることをすべて理解できませんでしたが、教会
     のことを心に掛けていらっしゃいました。私たち(夫と)の言っていることは
     すべて理解出来ておられたようです。
     そして、帰り際に先生がお祈りしてと言われましたので、夫が祈ると最後
     に「アーメン」と大きく力強くよく言われました。穏やかなお顔でした。
     帰るときも何度も手を出され握手を求められました。私も細くなった先生
     の手を両手で抱え「又来ます」と帰って来ました。これが最後です。
     (もう1度お見舞いに行けばよかった、これは私の悔いです。)

     その時に先生を見て、又お元気になるという気持ちと、このまま目を閉じて
     天に召されるかも知れないと、ふっと心をよぎったのですが。
     でもその日から一般病室に移られ、もう大学病院での治療は終わったから
     27日に退院とその夜、奥様から伺いました。それから3日間の生涯でした。
     人の命は神様のみ手の中にあるのですね。

    奥様から先生がアルツハイマーにもなられたと伺いました。又いくつもの病
    がはっきりしなく、何処の病院へ行くのがよいか悩まれていたご家族に先生
    は最後にはキリスト教の病院でと強く望んでおられましたが、急な症状の変
    化で近くの大学病院へ入られました。そこで丁度1週間の病院生活でした。
    しかし心配いていたアルツハイマーの症状はまったくなく、苦しむことも無く
    天に召されたのです。
    生涯、主なる神様に仕えた先生に神様は最善のことをしてくださっったと私
    は思います。

       詩篇25は、先生がかつて私たちが迷った日、共に読んで下さった
       聖書の箇所です。
       残されたご家族に神様のお慰めがありますよう願っております。

             先生はバラのお花が好きだった。

↓先生の愛した教会のアプローチ