ぶどうの木            

      わたしはその枝

    
         川越の主の園から 

ニコラス(サンタクロースのモデル)

2007-05-26 20:36:01 | トルコ

      一昨日の朝日新聞に今、聖人ニコラスの墓があるイタリア南部バーリで
      カソリックと東方正教最大勢力のロシア正教との和解の機運が盛りあがっ
      ている・・・云々という記事が載っていました。

4世紀後半にトルコのアナトリア地方ミュラの教会で司教としてニコラスが働いていました。そのニコラスの遺骸をイタリアのバーリの商人が1087年に持ち去ったそうです。


     トルコのガイドさんが憤慨しながら話していました。トルコの大切な遺跡を、
     イタリアがイギリス、ドイツ、フランス等の国々が持っていてしまったと。

       ↓ニコラス司教が仕えていた教会の跡です。壁画が少し残っています。



              ↓この付近には多くのお墓がありました。


↓サンタクロースの姿をしたニコラス像


イスタンブール アヤソフィア

2007-05-15 19:33:41 | トルコ

前回(2005年)イスタンブールへ行った時は、アヤソフィアの中には入る時間が
なかったので、今回はぜひ行きたいと願っていました。

イスタンブールでのフリータイムの時、ガイドさんは私たちにこんな注意をしました。
「ここは大都市ですから、今までの地方を旅行しているのとは違います。日本語で
声をかけられたら無視して下さい。その人についていったり、何かを貰ったりしない
で下さい。大事なバックはは盗られないように気をつけてください」
やはりトルコもスリその他気を付けることは同じかと、チョッと緊張しつつ夫と2人で
出かけました。

アヤソフィアの帰り、電車に乗るまでの10分位の間に、私たちも3回声をかけられ
ました。日本人ってぼんやりしていると見られているのかな?

 

アヤソフィアの中は、フラッシュは禁止です。素晴らしいドームを撮ることは
出来ませんでしたが、これは聖母マリアと幼子イエスのモザイク画です。


↓モザイク画「デイシス(祈祷)」です。これは日本で買った本の説明と
 アヤソフィアの中で買った日本語の説明が、全然違います。なぜだろう?

 私の納得できる説明は日本で購入した方です。

 中央がキリスト、左は身をかがめて人類を救うよう請願するマリア、右は
 眉間にしわを寄せ暗い顔をして立つヨハネ。




                 ↓壁や天井の模様はモザイク画が施され、美しいです。




 

 

 


 


トルコの住宅

2007-05-08 19:46:54 | トルコ

バスで町や村を走っているとき、建築中の住宅やアパートを多く見かけました。


それらの多くが外側は出来ているけど、中は何もないと言う建物が沢山ありました。
ガイドさんの説明によると、お金が無くなったら建築は中止だそうです。そういった
家が沢山あります。

また、あまりにも基礎工事が簡単なのが大変気になりました。何年か前トルコに
大きな地震があった時、住宅やビルがたくさん壊れたニュースがあったことを思い
出しますが、これでは壊れるだろうなと思いつつ、私たちの泊まるホテルは大丈夫
かな??と思いました。



        ↑内装がしてない建物が見えます。でもこれは、まだ新しいから建築が続行
           されると良いですね。



            ↑3階建てぐらいの建物でしょうか。でも怖いですよね。太い鉄筋なんて
            使われていないみたいです。これはまだ上等です。もっとひどい建物を
            撮るのはなんだか気が引けました。



  ↑オレンジ色の屋根の家は、地震が来たら倒れそうです。他の家は立派です。
    でも基礎工事は???心配ですよね。



    ↑ この様な紀元4,5年の遺跡が立派に残っている国なのに、現代の建物は
       なんともお粗末です。


 


旅に楽しみ

2007-05-05 19:59:38 | トルコ

今日はトルコの食事を見てください。前回と比べたら今回の食事は良かったかな、と
思います。
毎回必ず出るのは「サラダ」といってきゅうり、レタス、トマト、ねぎ、にんじんが刻んでたっぷり出ます。何かソースがかかっているのでしょうが、量の多さで1/3食べるのがやっとです。添乗員さんが日本からドレッシングを持って来ていたのでずいぶん助かりました。

↓これは量が少ないときです。これ位だとほっとします。


↓ 前菜といって出てきました。唐辛子とヨーグルトのもの、パンにつけて
   頂くようです。これ1人前です。パンは美味しかったです。白いもに以外は
   皆辛いです。


 

↓アダナ・ケバブ(アダナは地名です。ケバブは肉料理を言うようです)
  付け合せのご飯、何かが混ざっていましたが、結構食べやすいです。


↓これもケバブ料理といって出てきました。日本人にとって食べやすいです。


        ↓チャイ、トルコの生活に欠かせない飲み物です。私たちもいろんな時に
         飲みました。安いところは1YTL(90円ぐらいかな)、ホテルの高い所は
         5YTLもします。


↓これはなかなかしゃれた料理だと思いました。茄子の中に牛肉が入っています。
 トルコの人は、子羊の肉で頂くようですが、日本人はにおいが強くて食べられない
 と理解して、全て牛肉です。
 トルコのガイドさん曰く、日本へ行ったとき「牛肉のすき焼きを食べたら、トルコの
 牛肉と違って、すごーく美味してびっくりした」と言っていました。


   このほかデザートは、みな甘くて甘くて・・・トルコの人はこんなに甘いものを
   よく食べる・・・というところです。

   トルコで自分宛と友人に絵はがきを出しました。もう出して3週間ぐらい経ちま
   すが、まだ来ません。届くかな、と待っています。


 


地中海沿岸の花

2007-04-27 19:56:12 | トルコ


      地中海沿いの遺跡の中でいろんな花に出会いました。名前は分かり
      ません。トルコの男性ガイドさんも植物の名前は分からないとの事。





 

             土に這い付くようにムスカリが咲いていました。


足で踏んでしまいそうに、小さく小さく咲いている花です。

 

 



 

 


タルスス

2007-04-24 20:32:37 | トルコ

   タルスス、聖書(新共同約)では「タルソス」です。今回の旅行に行きたいと願った
   のはタルススとアンタクヤ(聖書ではアンティオキア)に行くとあったからです。

   旅行9日目にタルススへ行きました。タルススは葡萄が沢山収穫できる土地で
   町には大きなぶどうの彫刻があるのをバスの中から見ました。
   1世紀後半にパウロが伝道に入り急速にキリスト教が広まった地方です。

   町の中心といわれる所に「クレオパトラの門」がありました。ここをクレオパトラが
   通ったとか。交通の激しい通りです。

 

                    ↓「聖パウロの井戸」とありました。

 



            井戸を管理している所の係りの人が、井戸の水を汲み上げてくれました。
            一緒に行った人たちは、「この水を痛い所につけるといいのですって」と
            膝や腰を水に浸した手でさすっていました。???
            井戸だったと穴だけの方がよかったかな。

             この隣に、パウロの生家跡として、1~2メートル下に遺跡がありました。
             この方が「そうかな」とガラス張りの下を眺めてきました。

            でもこの空、遠くに見える山、これらを見ながらパウロは育ち、主イエスを
            信じてから伝道したのでしょうね。


                      ↑パウロの生家跡

 

                ↑パウロの井戸に入り口に、赤い花をつけた木がありました。

         

 

              ↑パウロの井戸とその付近。

 

 


エーゲ海、地中海の花

2007-04-23 20:01:18 | トルコ

    エーゲ海、地中海沿いの旅の中で出会った花です。見慣れた花のような
    気もしましたが、標高1000メートに咲く花は、小さな気がしました。


 

         ↓この花は群生しているのを遠くから見ると菜の花のようです。





       チューリップはオランダでなくトルコが原産地、と強く主張するトルコの
       ガイドさん。イスタンブールは3,4年前から観光地に近い沿道を飾って
       いるということです。

 

 

 


エフェソス

2007-04-22 21:04:19 | トルコ

    エフェス(エフェソ)へ行ったのは2度目です。1回目は2005年10月に
    行きました。
    今の時季は野生の花が咲き乱れて美しいです。日本でも見かける花が
    いっぱい咲いていました。エフェスではありませんが、八重桜も咲いて
    いました。


        

    ・・・このようなことが二年も続いたので・・・(使徒言行録19:1~10)
      パウロは、AD 49~56年の第2回伝道旅行、第3回伝道旅行の
      時にエフェソを訪れている事が書物に書かれています。
      ですから下記のような所を歩いて通ったのでしょうね。
            私も歩いている! 
      

 


         ↓ エフェソのメインストリートです。この先が港ですが、
           パウロの時代は港がもっと手前だったと聞きました。



           ↓エフェソでの騒動(使徒言行録19:21~32)
             エフェソの野外劇場


 



 

 

 


 


南トルコの旅から無事帰って来ました

2007-04-20 20:47:15 | トルコ

   南トルコ、前回の西トルコとは違い地味ですが良い旅でした。参加した方は
   トルコ3回目,4回目、5回目の方もいて皆さん旅なれた方々です。
   そしてイラン、シリア、ヨルダン等、私たちは今まで旅行をする事など考えて
   いなかった国々を旅行した経験を持った人たちがほとんどです。私たちに
   次回は東トルコがいいですよ、と言って下さいました。

 

      旅行4日目のマルマリスの海岸の公園で、トルコの人々が昼食をとって
   いる気持ちの良い場所でのフリータイムの時、私たちのツアーのメンバー
    で70歳代男性の方が、精神的に障害を持ったトルコの青年に、肩と腕の
      2ヶ所を刺され、救急車で運ばれるトラブルに巻き込まれました。
   その時一番近くに居たのがわが夫、手を血で染めながら必死で刺された
      肩を押さえていました。なんともいえない経験です。


   そのご夫妻は一緒に帰国することは出来ませんでした。1日も早い帰国を
   祈るばかりです。

           トルコの象徴、ブルーモスクです。



                 トルコ最大の古代ローマ遺跡エフェソス。
            この時期、野生のポピーがいっぱいで、いっそう
            美しい景色を演出しています。

 


 


トルコのコンヤ

2006-10-18 20:34:24 | トルコ

     テレビニュースでトルコのコンヤで日本人旅行者の乗ったバスが
     横転事故で1名が死亡、2名が重態、後の方々も皆病院へ運ば
     れたと放映していました。
     昨年、15日間のトルコ旅行をした私も、コンヤへも行きましたし、
     長い長いバス旅行だった旅行を思い出しています。
     コンヤでは、メブラーナ博物館、そしてくるくる回るメブラーナ教の
     舞を見たところ、コンヤへ泊った翌日には、キャラバンサライ=
     隊商宿を見ました。


        ↓キャラバンサライの入り口(入場料を払って入ったと思います)

↓ 中庭

↓室内