シキミ(樒)である。
マツブサ科の常緑小高木。
果実が毒を持つことから「悪しき実」と呼ばれていたのが転訛した。
宮城県以西の山地の林内などに生育する。
全体に毒を含み、特に果実は猛毒。
中華料理で用いられる八角に酷似しているので注意が必要。
枝葉を折ると良い香りがするので、別名に「香の木(こうのき)」がある。
また、墓前などに備えるのにも利用されるので、「花の木(はなのき)」とも呼ばれる。
墓地によく植えられるが、その毒性で獣が墓を荒らすのを防ぐためと言われている。
画像は我が家のものだが、ジャングル地帯に2本ばかりある。
2本目はいつの間にか生えており、種子から育ったものなのかな?
初代は見上げる高さだが、こちらは2mに満たない。
ちなみにうちのはほぼ花は終わったが、フラワーセンターのは見頃であった。
花期は3〜4月。
朝からどんより曇り空。
雨は降らなかったけれど、一日、曇天であった。
気温は17度まで上がり、活動するにはちょうどいいくらいであった。
今朝、寝ぼけて腕を動かした時、何かに右手の親指の爪が引っかかった。
そこで妙に力を加えてしまったのか、爪が浮かぶ感触に覚醒した。
何がどうなったのか全く分からないが、親指の爪が5ミリくらい裂けていた。
爪の先も2ミリくらい剥がれ、血が滲み出してきた。
痛みはその時点ではなかったけど、そのうちじわじわと痛み出し涙が。
寝床の周囲には特にこういった事態に陥るようなものはなく、何が何やら。
今日はお弁当お休みだったので、6時前に起き出して指先に絆創膏を貼った。
裂けた部分が浮かんで引っかかり、剥がれた部分が引っ張られて危ないから。
地味に痛むが、朝食を作るにはほぼ問題なし。
洗い物だけ、ビニールの手袋をはめて凌いだ。
ちなみに剥がれたのがほんのわずかだったので、病院は考えなかった。
そんな状況だというのに、フラワーセンターに出かけてきた。
1時間半ばかり歩いてきたが、久しぶりにハナズオウを間近で見てきた。
ネモフィラも開花が始まっていて、風力発電下の地面を水色に染めつつあった。
ネモフィラの絨毯はひたち海浜公園が有名だが、それに比べたら猫の額程度。
それでも、青色に染まった地面は美しい。
過去、私も花壇に何度かネモフィラの花苗を植えたことがあるが、育った試しがない。
ネキリムシなのか、根元から倒されてしまうのだよね。
一年草だし、何度植えても倒されるので、うちで育てるのは諦めた次第。
昼前に帰宅し、昼食後は庭木の剪定作業。
親指の先は使わないので、作業は問題なかった。
それから、インゲンの種をポットに蒔いた。
いつ芽が出るかな、楽しみだわ。
それと、集積所の置去りゴミを回収した。
明らかに外部から持ち込まれた不燃物3袋。
本当は週替わりの清掃当番の担当者が回収する取決めなんだけど、放置されたままだった。
こういうのがあると、更にゴミを呼び込む。
仕方ないから、大概うちで回収して、改めて回収日に出している。
助かったのが、ガラス瓶や缶がごったくたになっている袋に、不燃ゴミの日に出せとステッカーが貼ってあったこと。
これを分別しなおして、瓶缶ペットボトル回収日に出せであったら放置したかも。
おそらく、回収業者も袋の中身を見て、不法投棄と判断してくれたんだろう。
でも、次の不燃ゴミ回収日は5月1日なんだよねぇ、やれやれ。
明日は晴れの予報である。
気温は今日と変わりないようだけど、陽射しがあるので暖かいだろう(暑いかも)。
指の痛みは夕方になって落ち着いているけど、触ると勿論、痛む。
今夜は布団の周りの物を遠ざけて、同じことが起きないようにしないと...。