Macの定番オーディオインタフェースと言えば古くからMOTUの828シリーズですが、最近入手したばかりのAudioExpressから828mk3へ早くも乗り換えです。
そもそもいよいよダメになったStudioKonnekt48の穴埋めとして取り急ぎゲットしたAudioExpressでしたので予定調和な流れではありますが、一時的にMOTU製品三段積みという有様です。
自分一人で作業するならAudioExpressでも充分なのですが、演者にパラで返して常に本人が自由にモニタリングを調節出来るようにしておきたいとなると、やはり4アウトでは手狭になってきますね。
さすがにアナログアウトもMain+1~8と10chあれば、こちらのモニター2ch+リバーブ付きボーカル2ch+2mix送り2chでもまだ4chの余裕があります。
LA-2Aライクなコンプなど、CueMixのFXもさり気なく使うにはちょうど良い感じですね。
しかし、実際使ってみると見えてくる落とし穴も多々あるもので、内蔵のリバーブが使えるのは本機を44.1~48kHzで使用中のみ!?
そしてCueMixの残念仕様であるDAWからの出力コントロール無し。
故に2mixをパラってやるにはDAW上で予めBUSのSENDなどからアサインしてやらねばなりません。
それらDAW上のアサインアウトにダイレクトモニター等をCueMixで沿えるという考え方。
慣れればなんてことは無いのですが、やはりCueMix上でDAWの音量も調節出来る方が良いし、DAWの出力先も自由にCueMix上でアサイン出来ればより良いのですが…。
音質的には初代から二世代飛ぶだけあって随分とレンジも広くなりました。
またXLR端子のアウトがあるのでやはりモニターに直挿ししたくなりますし、それによる音質向上も効いてると思います。
余計なものはあまり途中に咬ましたくないですからね。
しかしそうなると先日数千円で拾ってきたばかりのTASCAMのデジミキが早くもお役御免に…?
トータルリコール可能なキューボックスにでもしようかなあ。
しかしMk3とは言ってもこいつは型落ちして数年経つFWオンリーモデル。
そこらのメーカーならとっくにドライバー開発は終了し、最新OSにも未対応となるところでしょう。
ところがMOTUなら未だに初代828も最新OSで使用可能!
MOTU製品は壊れない限り使い続けることが出来る地球に優しいインタフェースでもあるのです。
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