ケーブルにもいろいろありますが、確かにそれぞれ質感が違いますよね。
違うと言っても質感の違いであって、どれが良くてどれが悪い訳でもありません。
(ノイズの乗るような粗悪品は別として)
もっぱらウチでは定番のCANARE 4E6S(紫)が多いのですが、先日BELDENの1192A(黒)を導入してみました。
BELDENは88760(赤)を以前よりモニター用に使ったりしておりますが、断トツにハッキリクッキリ系のケーブルで場合によっては音が固すぎる事態にもなり得るキャラクターです。
注意深く検音するモニター用途などにはとても良いケーブルですね。
BELDENの1192Aは88760などよりもっと普通?なキャラということで、マイク→プリ→I/O間用として組んでみました。
結果CANARE 4E6Sから変更してみたところ、カラッとしたパンチのあるキャラで、やはりBELDEN風味が感じられます。
音質やクオリティとして別にCANAREが劣る訳でもなく、寧ろソースによってはそっちの方がいい場合もあるでしょうし、こうやってケーブルを変えてみる事でCANAREの良さもまた見えてきます。
BELDENはアメリカ、CANAREは日本製というお国柄の違いもあるのかもしれませんw
結局のところケーブルで違いがあるとは言っても、ボーカル録りならマイクの位置やその日の声の調子なんかの方がガッツリ差が出るので、大した事ではないかもしれません。
しかし、マイクやプリを買い換える程でもなくちょっとキャラを変えてみたいなあ、なんて時にはケーブルチェンジもお手軽でいいかもしれませんね。
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