Hobo's File by KINO

道の向こうへ歩いて行けば 違った空が見えてくるんです

空の下の違った風景を見ていたら 色々感ずることもあるんです

ビッグ・バンドとの融合

2016-09-13 22:44:00 | 音楽
facebookのコピペでの手抜きにて失礼致します。


本日はNHKライブビートの公開収録で渋谷ふれあいホールにやって来た。
出演は二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Band。今年からこの組合せでやる事が多いが、
1月、6月と旅の途上で見逃していた。今回、公開収録が有るのを知り申し込んだ所、
当選したのでした。ニカさんも結構観ているが、この組合せは初めてで楽しみにしていた。
何せビッグ・バンドですから。今月出したアルバムも旅行中に届いており、
昨日から何度かCDもDVDも視聴して予習は怠りなし。
整理番号55で前から4列目の席を確保。前説に続き、19:30を少し回って始まった。
総勢21名のビッグ・バンドを引き連れ、"とつとつアイラブユー"から彼女は歌い始めた。
新譜の新曲は2曲であり、セルフ・カバーはアレンジが命。原曲と異なった大きな演奏が
新たな息吹を曲に与えていく。ホーンの連中がソロになるとステージ前方に出て来るのが
ビッグ・バンドらしい。昭和歌謡風味の"私の宝"、"女はつらいよ"、
"いつのまにやら現在でした"辺りは、ビッグ・バンドのアレンジがピッタリとはまる。
"Lovers Rock"も久しぶりに聴くが、何かいいんだよなぁこの曲。柔らかさでは屈指。
彼女は全身を投げ出して歌う姿が素晴らしい。恥ずかしさもかなぐり捨て、
平気で変顔混ぜて、サッチモ風にスキャットしたりと歌いまくる。
僧侶との二足のわらじだが、どちらかと言えばイタコ(笑)。時に取り憑かれている様に歌う。
法話のようなMCもあれば、戦後70年を記念して作った"伝える花"、"お別れの時"等は
歌自体が法話。もはや瀬戸内寂聴の後ろを歩いている様だ。
アンコールでは、ジブリ映画に作った"いのちの記憶"も歌い、ラストは"いとしい気持ち"で
終えた。結局、新譜からは全曲演奏した。ラジオ収録ながら85分。
にじみバンドも良かったが、ビッグ・バンドとの組合せも相性良かった。
場数踏んでるだけの事はある。
年末には隣のNHKホールの紅白歌合戦に乗りんでくれないものか。
今月はこれでアクティビティは終了。訳ありで残りの日々は自宅待機です。ではまた来月に。


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