Hobo's File by KINO

道の向こうへ歩いて行けば 違った空が見えてくるんです

空の下の違った風景を見ていたら 色々感ずることもあるんです

小さなハコに響く暖かな歌声

2010-04-14 23:57:00 | 音楽
4/26@国際フォーラムでの矢野顕子公演に行くべくヤフオク入札中ですが、昨日、本日分の
ヤマハホール公演の出品があり、入札するとあっさり落札。それも4,200円で前から2列目。
深夜に支払い完了 → 発券№受領 → ファミマ発券 → 観戦と電光石火でした。
ヤマハホールは2月に新装オープンしたが、矢野顕子が現在ヤマハからCDを出している
縁からか宣伝がてら出演したのかも?しかし新しいホールはきれいでイイです。
座席も333席と以前のホールに比べ、小さくなってます。2階もあるものの、小劇場並みです。
ステージにはヤマハのピアノ(約15百万円)が、鎮座するのみ。10分押しで出てきた彼女は
ジーンズにノースリーブのアッパーと軽やかないでたち。家でピアノ弾くような感じですか。
新譜の「音楽堂」からの"グッドモーニング"からスタート。"へびの泣く夜""My Love"と
新譜からの曲が続く。ピアノだけのアルバムだけにやり易い事もあるし、もちろんCDの
プロモーションの意味合いも強い。しかし久々のピアノアルバムとそれに伴うLIVEは
彼女の素のままが現れており、自由勝手に歌える強みを生かしていたように見えた。
「忌野清志郎の新曲をやります」と唐突に彼女は話し、「BABY#1」の"恩赦"を歌い始めた。
彼女とキヨシとの間の絆の深さをあらためて感じました。そして続けてオリジナルの
"きよしちゃん"。「80年代の曲だけど良い曲は古くならないのよ」みたいな事も言っていた。
ヤマハのピアノの宣伝はご愛嬌だが、比較的MCは少なめか。本格的なツアーのウォーミング
アップ的公演だが、内容的には変わらないものだったのではと予想する。それからも
"嘆きの淵にある時も""さあ冒険だ"等新譜の曲がほとんどと言ってもよかった。
但し本編ラストは古典とも言える"ラーメンたべたい"。いつもよりJAZZアレンジがきつかったが
なかなか良かった。この曲はきっと4/26のゲストである奥田民生が歌うに違いないだろう。
アンコールも新譜からの"右手"と山口百恵のカバー"いい日旅立ち"。しかし曲は完全に
アッコちゃんワールド。ということで今までLIVEで聴いたことがない曲多数の95分でした。
知らない曲はスリルたっぷりで面白いですよ。これなら4/26落札できなくてもいいんじゃない。

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