Hobo's File by KINO

道の向こうへ歩いて行けば 違った空が見えてくるんです

空の下の違った風景を見ていたら 色々感ずることもあるんです

Beyonceの勢いは止まらず

2009-10-19 22:32:00 | 音楽
昨晩はさいたまスーパーアリーナへBeyonceのLIVEを見に行ってきました。今年のサマソニへは
行ってないので、見るのは一昨年の東京ドーム以来です。この日は夕方16:30と早いキックオフ。
1時間も早く着いたので、スナックやビールなどをたらふく戴き、始まる前にはもう良い調子。
開演は20分押した16:50でした。場内は若い女性中心でほぼ満員。席はスタンドの真ん中で、
右手からステージを望むあたり。センターステージもあり、こちらも割かし近いャWションです。
アリーナの後ろはスタンディングだが、ぎゅうぎゅう状態であそこにいなくてよかったと思ったね。

客電が落ち、カーテンが少し開き、Beyonceが出てくる。バックバンドは東京ドームの時と同じで
女性のみ。メンバーがその時と同じかは分からないが、キーボードの女性は何と日本人でした。
しかし彼女達は上手です。ダンサーも女性中心だが、こちらには男性もいたね。
Beyonceはリズムのある曲では太ももも露わにダンサーと共にdanceをしながら歌う。
この辺は運命の子で熟れた感じでしたね。ダイナミックな踊りは切れも良い。
それなのに歌も息が上がらず大したものです。Hip-Hop系の曲はワタシの好みではないが、
この辺も結構盛り込んで聴かせてくれる。彼女は何度も衣装換えを繰り返すのだが、
その間もバックコーラスに歌わせたり、バンドメンバーのソロを入れるなどして不在の時を
感じさせない構成は見事だ。そして「ドリームガールズ」や「キャディラック・レコード」などの
映画に出演することにより、その表現力も増している。「ドリームガールズ」の挿入歌
"Listen"のようなャsュラー・ミュージック的な大きな歌を歌うことは、彼女をNational Singerへ
押し上げる役目を果たしている。この日のこの歌も素晴らしい歌唱だった。
センターステージで観客と身近に接したり、場内を走り回ったりと常に観客を直視した対応は
プロフェッショナルだった。黒人のR&Bを越え、Popsの王道を今や歩いていると言えよう。
エンターテインメントを感じるステージは大きな舞台でこそ映えるもの。最後の曲が
Michael Jacksonに捧げる書下ろしの"Forever Young, Michael"と言うのも粋な計らいだ。
2時間しっかりとアメリカのShowbizの素晴らしさを堪能させてくれた。Beyonce侮れませんよ!

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