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ビンチョウ鮪(まぐろ)のニンニク醤油煮/中国の絵馬

2014年12月15日 | 江戸飯
 ビンチョウ鮪の切り落とし部分が、てんこ盛りで150円でした。こういったものを目にすると、後先考えずについぞ手が伸びてしまう貧乏性です。
 幸い、この度はほかにお菜となるストックもなかったので、残り少なになっていた大根と煮付けました。
 ニンニクを加えたのは、底味にする為と香りつけです。





 ほうじ茶ではなく、煎茶で焚いた茶飯。釜の蓋を開けた瞬間に漂うお茶の香りが心地良く、また茶飯にしてみました。




 お昼を食べたのに、どーーしもお腹が空いて空いて、たまらずにかけ蕎麦を食べてしまいました。しかし、自分なりに大好きなラーメンや焼きそばを控えて蕎麦オンリーにしているのですよ。蕎麦も大好きだけれど。




 今年は火や水のある神聖な場所に飾るとされる、輪締めを台所に飾りました。
 年々信心深くなっていきます。これまでは地元で有名な寺院へ初詣(大分遅くなり参拝客が少なくなってから)行っていましたが、昨年からは、先ずは氏子である神社へ詣出てからにしており、年内にはお礼詣出も済ませるようにしています。
 今年も年頭に詣出た寺社仏閣へのお礼も済ませました。

 中国の旧正月。日本はおみくじを引いて枝に結び付けますが、中国では赤いリボンを寺社内の木の枝に結び付けます。自分も蘇州の寺で行いました。
 また、日本の絵馬と同じように木札を奉納するシステムもありますが(と言うか、そもそもは中国の文化でしょう)、こちらも真っ赤な木札で、予め文字が記されているので名前を書くだけです。その文字は、「開工大吉(仕事の成功を祈る)」とか、「身体健康(健康を祈る)」、「全家平安(家庭の安泰)」、「万事如意(全てが思い通りになる)」、「大吉大利(目出たい事が重なる)」などです。
 その中から自分の望みの札を選ぶ訳です。はい。これも上海で行いました。
 香港では大晦日にコンサートに行き、そこでのカウントダウン。ほかの年には花市にて年越しをしたりもしました。
 花市は年末に俄に立つ、正月用の生花を扱った市場です。そして買った花を抱えてこれまた歩くのが香港流。何につけイベント毎は歩くのだと認識ください。
 北京に移り住み、同じ様な花市はありましたが、こちらは年始にも開いており、扱っているのは造花と風車でした。よくよく考えたら、あのド寒い北京の冬に咲く花は限られているからでしょう。
 もの凄い人ごみの中、造花数本と風車を購入したのですが、その日は風が激しく、手にした風車はグリングリン回り、千切れそうです。そんなグリングリン風車を手に風に向かって帰路を急いでいたのですが、市の賑わいから離れると、途端に恥ずかしくなったものでした(笑)。




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デミグラス・カレー。穴子・紅生姜の天ぷら/薬

2014年12月14日 | 田舎生活の衣食住
 大変です。月半ばで今月の生活費がなくなりました。残金206円。こうなったら節約どころの騒ぎではありません。
 デミグラス・カレーなんちゃって、ハヤシとカレーのルウがちょっとずつ残っていたので、両方入れちゃっただけ。具だって冷蔵庫に眠っていた玉ねぎ、ニンジン、白菜。ああっ、こんなおかしな物を食べていたってどうにもならない。
 味は、分量は丁度半々でしたが、カレーの方が強いので、変則カレーといったところでしょうか。思っていたよりも、普通でした。もう少しカレールウを多めに入れると、コクのあるカレーになるでしょう。





 幸い到来物の米20キロがあるのですが(この20キロってえのも凄い。一体何人家族だと思っているのだ)、2週間米だけってえのも…この平成の世で。
 と、悲観的ではありますが、冠婚葬祭の突発的な出費があっただけ。これは補充に値するので問題ありません。ですが、またすぐに正月の準備に入り用になるので、気持ちの上では引き締めていかないと。
 どうしても気になっていた紅生姜の天ぷらを食べてみました。根生姜の天ぷらは以前から拵えており、天ぷらにすると辛味が飛ぶのですが、紅生姜は…そのまんまの味でした。別段天ぷらにする必要性を感じませんでした(笑)。





 毎日寒くて嫌になります。例年こんなに寒かったっけと思う程。ここまでくると、正月が楽しみですが、正月が終わると春迄何らイベントらしいイベントってないのですよね。そりゃあ、雪で鎖された北欧にクリスマスっちゅうイベントが発生する訳だと思います。
 収穫祭から春迄何ら楽しみのない農民たちの間で美味しい物を食べて楽しもうといった思いから始まったのがクリスマスだと聞いたことがあります。
 どうせなら、単なる馬鹿騒ぎではなく、意味合いを持たせようってなことで、キリストさんの誕生日にかこつけたのでしょうか? 確かあのお方は夏のお産まれの筈です。

 昨日朝、薬を飲み忘れ、気が付いたのが午後1時半。まいったーっ。慌てて白湯で飲みました。
 薬のことで思い出しました。タイでは市販の薬はどれもワンシートづつなのです。しかも安価です。日本のようにナンシートかまとめてパッケージに入って売っていることはありません。何だか貧乏臭い(?)気になったものです。出来れば多め多めでストックして置きたい質なので、薬の大人買いでした(笑)。
 中国大陸、香港で不思議だったのは、同じフランチャイズの店でも扱っている商品が違うこと。○○にはあっても△△にはないなんてことはざらでした。
 また、上海にあっても北京にはない。これは薬だけではなくスーパーマーケットも同様です。
 因みに、北京って案外必要な物がないのです。
 日本では考え難いことですよね。ただし、我が国の市販薬は(薬に限らず何でもですが)諸外国に比べると高価過ぎますよね。
 中国大陸に行くなら、発煙型防虫駆除剤、うがい薬はありませんので要注意です。自分はうがい薬はターメリック(うこん)で賄っていました。日本人医師のいる病院で処方されるうがい薬は、液体歯磨きです。ローカルの病院ではうがい薬は処方されません。
 中国人は、点滴で何でも治ると信じて疑わないからです。しかし、酷い風邪で実際に点滴を受けて、翌日、明らかに体が軽くなっているのを実感しました。「点滴すげーっ」と感動する程でしたよ。



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日中正月飾り

2014年12月13日 | 田舎生活の衣食住
 昨日は12月13日。七五三縄を飾る日でした。大掃除も済ませ、ひと通りの正月飾りを終えました。
 クリスマス飾りと同居しているので、家中が賑やかです(笑)。









 これは中国の古銭の形の入れ物。香港のYWCAに住んでいた時に、YWCAから旧正月に部屋に届けられたいたお菓子の詰め合わせの入れ物です。
 縁起物なので、日本に持ち帰りました。
 この古銭の形に似ていることから、中国では大晦日に餃子を食べる習慣があるのです。日本は長寿を願って年越し蕎麦ですが、中国は、どこまでも金が一番なのです。正月の挨拶も、「恭喜發財(ごんへいはっちょい)」。「もうかりますように」といったところでしょうか。





 掛け軸2本もは北京で求めたもの。これらも正月のみ用いています。



 見てお分かりのとおり、これって、モジリアニのパクリですよね(苦笑)。中国の画家には実にパクリが多いのです。ある画家の個展のポンフレットを見せてもらった時など、ひっくり返るくらいの衝撃でした。だって、「これって、まんまセザンヌじゃないか」。
 このモジリアニ・シリーズも実に多彩にありました。これは印刷です。
 パクリ、バッタもん、著作権の意味を分かっていないお国柄は芸術の分野でも発揮されているのです。





 こちらはひと目惚れで買い求めた直筆。小さな店でしたが、なんと、店主の筆によるものとかで、店主が大層喜んでいました。
 ほかのも「福」の紙や、「喜」などの切絵なども買い求めたものがあるので飾りたいのですが、何処に飾ろうかと思案中です。まあ、こちらは旧正月に間に合えば良いので。

 その「福」の文字が印刷された赤い紙ですが、中国大陸や香港の家々には必ずと言っていい程貼られています。これは文字通り福を招くとされているのですが、何故か上下逆さまに、そしてドアの下の方に貼るのが習わしです。幸福は下からやって来るのだそうです。
 中国の旧正月については、また時期がきたら書きます。
 
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茶飯、巾着煮/海外でも雑煮を食べる

2014年12月13日 | 江戸飯
 朝から午前中、大掃除に費やしました。毎日掃除をしていても、気が付かない場所や細かな部分は汚れているもので、一念発起。終えてみると、気持ちも晴れやかになります。
 まあ、1年の締めで正月を迎えるためなので当然なのでしょうが、どうしてこんな真冬に大掃除なのだ! と思いませんか? 5月と10月とかにこの習慣があったらもっと楽なのになあと、冷水で雑巾をすすぎながら思った次第です。
 池波正太郎氏の「江戸料理を食べる」を読んでいたら茶飯が出てきました。これなら直ぐに出来るぞっと、早々ほうじ茶で焚いてみました。本当は味醂や醤油も入れるのですが、高血圧症の為、ほうじ茶のみです。
 ほんのりと色が付き、ほんのりとお茶の香りがして、いつもと違っておつでした。





 お菜は、大根と巾着の煮物です。寒いいち日だったので、温かさが有難かった。





 今年は寒いように感じますが気のせいでしょうかねえ?

 海外でも正月元日には、雑煮だけは拵えていました。最も大晦日と元日しか休みではないのです。ただし、醤油が違い(大枚はたけば日本の醤油も手に入る)、真っ黒い雑煮でした(笑)。しかし塩分はそれ程でもありません。特に色の濃い物が丁度日本の溜り醤油のような風合いなのです。
 具は、大根、ニンジン、青菜、椎茸などの野菜でした。そもそも我が地方の雑煮は、醤油味のけんちん汁の中に餅を入れるのです。
 香港に渡り、最初の正月に失敗したのが、餅。日本からの輸入品は高価なので、ローカルの餅で賄おうとしたのがいけなかった。そもそも中国の餅は炒める用の物で、日本の物とは異なるのでした。
 翌年からは、餅だけは日本製を購入して、真っ黒けの雑煮で新年を祝ったものでした。何だか、腹黒い一年になりそうでした(笑)。



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デミグラス・カレー/美味しいラー油事件

2014年12月12日 | 田舎生活の衣食住
 冷蔵庫に入りっ放しの野菜。そろそろ怪しくなってきたので、一気に煮込んでしまうことにしました。ほとんど屑野菜ですが、ハヤシルウで煮込んでいたところ、ああっ、水が多過ぎた。さらりとしたスープ状。
 ハヤシのルウはもの無いし…思い切ってカレールウを加えてしまいました。デミグラスソースを生かしたカレーもあることだし、何とかなるでしょう。
 何とかなりました(笑)。一晩寝かせて、冷凍保存。今のお菜が無くなったら、デミグラス・カレー三昧になります。

 香港のオフィスのあったマンションの入り口で、ひとりの男性に出会いました。目深に被った帽子。シャツは手手の甲まで袖が伸び、中指に紐を通している、てっこうスタイル。まあ、一口で言えばとっぽい恰好になるでしょうか。
 その人が突然話し掛けてきたのです。それも、
 「このラー油は上手いのだ」。
 英語だったので自分を外国人と知ってのこと。そして手にはラー油の入った大瓶を携えていました。
 「はあっ?」。
 「これは、香港では手に入らないのだ」。
 「はあ」。
 どうも、ラー油を買いに中国大陸(深圳と思われる)まで行って来たらしいのです。
 「今度、お前にも買って来てやろう」。
 と言うので、丁重にお断りしたのですが、とにかく美味しいから食べてみろと言い張ります。
 そして帽子を取り、自分は俳優だ。「ほら」。と、名前も名乗りました。
 ご免なさい。知りませんでした。
 オフィスに戻り、その名を出すと、香港人スタッフは皆周知の有名人。
 「俳優よりもダンサーとして有名」だそうで、「このマンションに住んでいるのか」と興奮していました。
 その後、本当にオフィス迄ラー油を届けてくれ、自分が司会をするイベントに招待してくださいました。
 後に、「酔剣」を見ていたら出演なさっておりました。
 何だったのか良く分からない、美味しいラー油事件でした(笑)。




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味噌焼売を食べてみました/中国で人生最大(?)のアクシデント

2014年12月11日 | 田舎生活の衣食住
 先日購入した味噌焼売を食べてみました。ほんのり味噌味が美味しいです。たまには変わった味も良いのものです。
 一緒に大根の煮付けも食べました。
 お菜(かず)が無くてもご飯(麦飯)だけでも十分美味しく、幾らでも食べられるので、お菜がぞんざいになってしまっています。
 まあ良いか。

 昨日は、年末の大掃除の一環として、煤払いをしました。普段目に入らない鴨居の上や、棚の上など、埃が大分溜まっていました。
 そして玄関とガスレンジ周りの掃除。換気扇も含め、脂汚れを一掃し、すっきり。こうなると使うのがもったいなくなってしまいます(笑)。
 毎日、少しずつ掃除していくぞっ! と意気込みは十分。

 中国では、日本人に部屋を貸すのを好ましく思うオーナーが多いのです。理由は、家賃をきちんと支払い、何よりも部屋を奇麗に使うからです。
 どんなにずぼらな人でも、汚し方は中国人の比ではありません。とにかく、どうしたらここまで汚せるのか不思議でならないのです。屋外の方が余程奇麗なんて場合もあります。
 深圳で住んだ部屋がそうでした。完徹で泣きそうになりながら大掃除しても、未だ未だ十分ではなく、本当に悲しくなりました。訳あって半年しか住まなかったのですが、部屋の掃除の為に入居したようなものでした。
 上海では、リノベーション後の最初の入居でしたが、リのベーションの汚れが目立ち、これまた大掃除。そして終えて、お茶を飲もうと夜間をガスに掛けて汚水を外に流しに出たのがいけなかった。
 オートロック(知らなかった)のドアが目の前でガチャン。こちらはほぼ下着のような姿で、手にはバケツのみ。携帯電話で助けを求める事も出来ないどころか、そんな姿で外にも出られません。
 血の気が引くとはああ言うことでしょう。本当に冷や汗が出てきました。
 暫し躊躇に後、両隣をノックしました。元より中国語は分からず、説明のしようもないのは承知ですが、それしか術がなかったのです。
 向かって左側の方が出て来てくれたのですが、言葉が通じません。向こうからしたら、下着姿(ババシャツにスパッツ)でバケツを持ったおかしな人(わたしの事)が、必死の形相で突っ立つているのです。よくもまあドアを開けてくれたものです。
 後は有無を言わさず部屋に入り込み、何故か知っていたボールペン(やんじゅうびい)を貸してくれと言い、筆談です。どこまで通じたか分かりませんが、とにかく、窓から自分の部屋に入ると伝え、窓辺に近寄ると、必死に止められました。
 11階です。
 そして、その方が、鍵屋を読んでくれたのでした。鍵屋には、大分ぼったくられましたが仕方ありません。値切るのも忘れるくらいに切迫した状況でした。




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焼売三昧/偉人の末裔

2014年12月10日 | 田舎生活の衣食住
 本当に寒くなりました。朝晩は空気が冷たく、炬燵から出るのが辛いくらいです。
 特に夜の寒さは身に堪え、「寒い、寒い」と20時前後には布団に入ってしまいます。
 よって起きるのが早くなりますが、これまた寒い。

 我が家の三種の神器と読んでいる食品は、焼売ともやしと豆腐。独り暮らしを始めた十代の頃から、何故か買い物籠に入れてしまうのです(笑)。
 次第にもやしが大根に変わり、少しだけ大人になった気がしたものです。もやしより大根の方が高価だから(笑)。
 そしてそれは昨今、豆腐、もやし、大根となっていたのですが、手軽で美味しくて、数が多いので食べた気になるといった理由で、留まるところを知らない食欲対策に、つい先日から焼売が復活。
 これ全てワンパック77円です。味噌味とは珍しい。未だ食していないので、味は後日ご報告します。




 聞いた話です。香港は九龍側の尖沙咀のコピー屋が、愛新覚羅家の末裔なのだそうです。コピー屋というのは、コピー機販売もしくは製造業ではありません。
 1枚1ドル(15円弱)でコピーしてくれ、ほかに雑貨屋などを兼ねている事が多い店のことです。
 たまたまそこに出向いた人から聞いた時、「嘘だあっ」と叫びましたが、店内に新聞などのメディアに取り上げられた記事が貼ってあるから本当なのだということでした。
 香港まで流れ着いたのでしょうか? 
 日本でも、明治の偉人のご子孫が、交通量調べのアルバイトをなさっていると、一緒に働いていた人から聞いたことがあります。これまた「嘘だあっ」。なのですが、実際に御本人がおっしゃったそうです。
 聞けば玄孫だそうで、既に御高齢。確かにその名を聞けば御子孫だと直ぐに分かります。
 フリーターとは…。「自由は死せず」の御先祖様の言葉を実戦なさっておられるのでしょうか。
 どちらも聞いた話なので、真実の程は分かりません。これまた都市伝説かも知れません。


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巾着煮、チョコレート・ロールケーキ/禁煙制度に追い掛けられる

2014年12月09日 | 田舎生活の衣食住
 この霜柱、踏んでも一向に崩れない、固い氷です。朝の寒さの程が分かろうかというもの。






 居間は南から北に9畳程なのですが、南の窓の辺りはサンサンと陽が射し暑いくらいでも、北はとても寒く、同じ室内で、着衣を代えなければならない程です。
 お日様ってありがたいものですねえ。
 ニンジンと玉ねぎが暫く鎮座したままなので、油揚げの巾着にして煮てしまいました。そのまま冷凍ストックです。未だ先に食べ切りたい野菜があるのです。




 久し振りのケーキ! ケーキ! ケーキです。出来るならばいち日一個は食べたい。しかし、ロールケーキをケーキと喜ぶようになったとは…貧乏ッ臭くなったものです(笑)。


 

 日本でも昨今は禁煙、禁煙で煙草を吸える所が減っています。愛煙家としては、非喫煙者よりも税金を払っていながら(煙草はほとんどが税金)、どうしてこうも美濃置き所がないのか憤懣やるせないところです。
 禁煙ではなく、分煙にして欲しい。
 ですが、ほかの国はもっと徹底していました。シンガポールでは、エアコンのある公共の場は全面的に禁煙。そしてシンガポールからタイに移る事が決まって、気が抜けたのでしょう。集合ビル内にあるレストランで食事中、そこでは禁煙は分かっていたので、なぜかトイレに入って喫煙してしまいました。
 トイレも禁煙って事がすっかり頭から消えていたのです。途中で我にかえり、「これは拙い」と、消したのでした。
 そして、タイへと移り、自由喫煙を満喫出来たのも束の間、シンガポール並みの禁煙が施行されました。
 聞くところによると、以前も同じ法律が施行されたにも関わらず、うやむやになっていたそうです。タイらしい。
 それが、今度は徹底的に禁煙。ただしタイは土地が広いので、レストランなどは一軒家が多く、外に喫煙ブースを用いていたので然程の不都合は感じなかった物です。
 そして二度目の香港も、(海外生活は香港→シンガポール→バンコク→深圳→香港→上海→北京でした)途中から全面禁煙。
 会食をしていてもいちいちビルをエレベータで下りて外迄出て、灰皿の置かれた場所を探して喫煙するといった面倒さでした。レストランは元より、カラオケでも禁煙。お陰ですっかり外食の機会が減りました。
 灰皿の置かれた所には常に、喫煙者の輪が出来ていたものです。
 しかし、歩き煙草迄普通だった、愛煙家の香港の人がどうしてこんな法律を律儀に守っているのか不思議でしたが、理由は、高額の罰金にあったようで、納得しました。
 どうして自分が住むと途中から禁煙になるのか。
 あっ、中国大陸はフリーでした。フリーどころか、エレベータの中や室内、果ては飛行機の中でまで吸っていました。信じられない人種です。
 日本もうるさくなって、喫煙者にはかたみが狭くなりました。元より、分煙には賛成です。ですが、どこもかしこも禁煙、禁煙ってやり過ぎだと思うのですよ。
 煙草なんてほとんどが税金。非喫煙者よりも税金を多く支払っている者を冷遇してどうすると言いたいのは喫煙者の我が侭でしょうか?



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朝バナナ始めました/食べたくなる果物

2014年12月08日 | 田舎生活の衣食住
 一昨日、初霜が下りました。昨日の朝も霜柱が出来ていました。もう、こんな季節なのだなあ。どうりで寒い筈だと、あっという間の一年を振り返ってみました。
 「何もしてねぇー」。気が付けば一年。それだけです。しかし、時間を無駄に過ごしたといった思いもなく、こういった平穏無事が一番なのではないでしょうか。それでなくては田舎で暮らす意味がありませんよね。
 
 昔、流行った朝バナナ。どんな効果があるのか忘れましたが、何せおかしな時間に起床してしまう為、朝食迄間が持たず、バナナを食べてお腹をごまかしています。
 普段果物は滅多に食べないのですが、今年は柿やら梨やらを大分頂いたので、果物を食べる習慣が付きました。
 加えて妙にアップルパイやリンゴを使ったパンが食べたくて仕方ないのです。
 こういう時は食べるに限ります。身体が欲するには何か意味があると信じているからです。
 しかし、果物も馬鹿にならないお値段ですよね。
 余談ですが、学生時代、毎日夕食代わりにミカンをひと袋食べた冬がありました。どうしてそうしていたかは分からないのですが、本当にひたすらミカンを食べ続けたのです。すると、その年は風邪を引かなかったものでした。

 果物が食べたくて仕方なかった時期は、バンコク在住時にもありました。この時はパパイヤでした。スーパーで切り分けられたパック詰めや半分に切った物などを売っていたので、本当に毎日夕飯代わりにお腹が膨れる迄食べたものでした。
 青いパパイヤを使ったソムタムも良く食べました。これはスーパーの惣菜コーナーで注文して拵えてもらうのですが、「唐辛子は入れないで」と頼んだところ、どうにも理解して貰えず、「一本だけ入れるか」と執拗に唐辛子を勧められました。そもそも唐辛子無しには始まらないソムタムなのですが。
 それでも、「いらない」と断固拒否。すると、「何だこいつ」といった訝し気な顔をしながらも、唐辛子抜きで拵えてくれたものです。
 果物の王様・ドリアン。これが苦手でね。あんな物を良く食べられると思うのですが、ドリアンを使った菓子は食べられました。若干の匂いは気になりましたが、砂糖を加えてあるからでしょう。香港時代には食べていました。
 因に、ドリアンってホテル持ち込みは法律で禁止されています。
 同じく香港ではマンゴープリン。これはもう有名ですよね。
 また、カリフォルニアに行くと決まってオレンジが食べたくなったものです。ただしホテルの部屋で食べてはいけないといった法律があります。
 こうしてみると、土地に適した物を、その土地で食べたくなる。本能でしょうか。
 だって、帰国したらパパイヤマンゴーもドリアンも格別食べたくはないのです。ただし、ソムタムは時折食べたくなります。
 帰国時に中国で、お茶やら調味料やらを買い込んだのですが、いざ日本に住んでみると、それらを美味しく感じず、食べ物って風土に適してこそなのだなあと実感しました。
 
 
 


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聖徳院大根の煮付け、宮ネギ蕎麦、揚げ餃子、鮪のフリッター/日本よりも先行く中国

2014年12月07日 | 田舎生活の衣食住
 先日購入した聖徳院大根と宮ネギを実にシンプルな食べ方で食しました。美味しい野菜はシンプルが一番。そもそもネギは庭に沢山植わっているのですが、美味しい蕎麦が食べたい一心で宮ネギを購入しました。
 煮込み用だというので、麺汁でたっぷりと煮込みました。甘くて美味しい。





 聖徳院大根も一晩寝かしたので、味が染み込んでいます。出汁醤油だけで十分な甘さです。





 何かが可笑しいなあ。スイーツを食べて「甘くない」と喜び、野菜を食べて「甘い」と称す。一体どっちなんだと思いませんか? スイーツは甘いからスイーツなのですがね。かく言う自分も野菜の甘さは好みですし、スイーツは洋菓子よりも(洋菓子も好きですが)、和菓子の餡の甘さくらいが丁度良いのですが。

 揚げ餃子と鮪(鮪)のフリッターです。





 日本でも休日でもATMが使用出来るようになって久しいですが、自分が海外に移住する以前は、土日・祝日、夜間は一切利用出来ませんでした。うっかりお金をおろし忘れて手持ちのお金が乏しい休日を過ごした事も多々あります。
 それが香港に行ってびっくり。24時間265日可能だったのです。手数料は掛るのでしょうが。
 中国大陸では、キャッシュカードの番号をいち日3回間違えると、カードがATMに引き込まれるシステムです。すると身分証を提示して窓口に行かなくては返して貰えません。
 察するに盗難などの犯罪が多い事からでしょう。
 更に、ATMで暗証番号を変更出来るシステムも日本よりも先に導入されていました。これもちょくちょく変更して安全を図らなくては危険な事からだと思われます。
 なんたって、ATMから平気で偽札が出てくる国ですからね。これを掴まされたらもう手の打ち用がありません。銀行に持ち込んだらスタンプを押されて使用不可能になるだけ。すると何としてでも誰かに押し付けたいといった事になるのでしょうが、中国人は子どもの頃から偽札には敏感なので、疎い外国人が掴まされる羽目に陥ります。
 また、最近では日本でも携帯電話同士なら電話番番号でメールの送受信が可能ですが、中国ではとっくにそのシステムが確立していました。便利だと思っていたところ、日本にも導入されて喜ばしい限りです。
 さらに中国では電話線を繋げば、電話料金でネットも出来ます。これはプロバイダーが間に入っておらずテレコム(日本のNTT)が一手に行っているから出来るシステムでしょう。
 ただし、外国人のネットは監視されているとの噂があります。最も言論の自由のない国。中国人だって監視されていても不思議ではありませんが。



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豚卵丼、大根蕎麦/珍しい野菜/都市伝説3

2014年12月06日 | 田舎生活の衣食住
 めっきり寒くなりました。朝晩の冷え込みなど、「何これ」といった感じで、今からこんなに寒くて真冬はどうなるのだろうかと若干不安にかられていますが、毎年の事なのに、たったワンクールで寒さに弱くなっているから不思議なものです。
 徐々に陽が長くなり、暖かくなっていく夏と違い、気が重いものです。なんたって、いち日の間の活動時間が狭まります。これは、我が家が暖房機を炬燵しか使わない為。
 それでも断熱材を入れてサイディングで外装を整えてからが増しになりました。
 それまでは、壁の隙き間から外が見えるは、床の隙き間から地面も見えるは、あちこちから風、埃、冷気が容赦なく入り込んでいたのです。同時に窓もサッシに代えたので、こちらも気密性が増しています。
 改築後最初の冬は、こうも暖かいものかと喜んでいましたが、慣れって恐ろしいですね。年々、やはり寒く感じるようになっていきました。
 そこで今年は東北の震災の折り、以来の石油ストーブのお世話になろうと決めたのですが、未だ使用していません。

 ある地方では、大根を盛り蕎麦に混ぜて食べるのがポピュラーなのだそうです。食料事情が悪かった時代の量増しと言う人あり。大根を混ぜる事によって蕎麦がくっ付かないようにする為と言う人あり。
 いずれにしても美味しそうなので、大根の千切りと葉を入れた温かい蕎麦にしてみました。
 シャキシャキして美味しいです。





 終日出掛ける予定があったので、お昼は弁当。簡単に拵える事が出来て、美味しくて、チャチャっと食べられる豚卵丼です。






 帰って来ました。出掛けたついでに某市の物産展にて買い物も。珍しい聖徳院大根、宮ネギ。そしてリンゴは紅玉です。
 聖徳院大根ってまるでカブのようですが、立派に大根なのだそうで、千枚漬けに用いられるのだそうです。言われてみれば、千枚漬けの大根は大きな輪切りでしたね。
 早速煮付けにしたのですが、軟らかくて甘くて美味しい。サラダにしたら良さそう。また見掛けたら買おうっと。
 宮ネギは一県下仁田ネギのように見えるのですが、同一の種類なのでしょうか? 「鍋用」って注意書きがありますが、煮ると甘くて美味しいです。
 得をしたような気になってワクワクしています。




 リンゴはスーパーで購入の紅玉。見切り品ですが、別にどこも変わりはありません。合わせて充実した日となりました。ちっちぇーなあ(笑)。




 「香港ではどんな○○でも、男なら必ず火を熾せる(○○はお好きな言葉をお入れください)」。香港の女性はこう言い切ります。
 「△△先生(しんさん)でもか?」と聞いても、「当然」。「なら□□先生でもか?」。「勿論」。
 だそうで、100%の男性がマッチと紙屑で火を熾せるのだそうです。
 何故なら、再三書きましたが、香港最大かつ唯一の娯楽とも言えるバーベキュー為です。火を熾せない事には男として認められないのだとか。なんだか、どこかの国の成人式みたいな話です。実際に、少々性格に難ありの△△先生とバーベキューをした事がないので、真相は未だ薮の中。
 「中国人は皆卓球が巧い」。何故か、北京で生まれ育っても香港に移住しただけで香港人と言い張る、その香港人が、こと卓球に関しては自分たちを中国人と呼びます。卓球が巧いうんぬんよりも、こっちの方が不思議なのですが。
 全くと言って知られていませんし、知りませんでしたが、「タイ人はバドミントンが上手い」。
 就業後にタイ人スタックがバドミントンを楽しんでいましたが、それが凄い。楽しんでいるなんてものではなく、バシバシと打ち込み、それを拾っては打ち返す、ラリーの応酬なのです。
 素人とは思えない程で、一般人でもこんなに巧いのかと感動すら覚えました。
 因に、スタッフみんながみんな巧かった。




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焼売とモヤシのカレーソテー/いきなり解体ショー

2014年12月05日 | 田舎生活の衣食住
 文字通りのそれだけ。餃子、焼売といった天心は、酢醤油で頂くのが常ですが、今回はどうしても食べたかったので、辛しソースにしました。



 モヤシのカレーソテーは、ひと袋を市販のルウ一片で炒めただけ。簡単ですが少しだけ手の込んだひと品のような気がします(気がするだけです)。
 が、足りませんでした。焼売を追加。もう押さえ切れない我が食欲。体重も順調に(?)増えています。当たり前だけれど。1キロ落とすのにはかなりの時間を要するのに、増えるのはあっと言う間なんて、こんな矛盾あって良いのか! 

 香港で最初に住んだのは湾仔と銅羅湾の丁度真ん中でした。そして近くには下町の商店街があったのです。
 ある日の早朝。ほろ酔い加減の自分が(昔は呑んだのでした。今は全く呑みません)、家へ帰ろうと人気もまばらな商店街を歩いていると、なんと、なんと、なんと、信じられない光景が!
 道路ですよ。肉屋が道路で牛一頭を解体していたのでした。これには腰を抜かさんばかりに驚きました。
 そして何故か、その横を通る時、爪先歩きになった自分でした。
 いきなり朝っぱらから、解体ショーを見せられるとは…侮れないぞ、香港。出来れば鮪止まりにして欲しかった。



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クリームチーズに凝り出した/シンガポールのタクシーにて

2014年12月04日 | 田舎生活の衣食住
 凝り出したら食べ続ける習性のある駄目なわたくし。最近はクリームチーズなのです。
 同じ物ばかり食べ続けると身体に悪いといった考えもありますが、近頃思うのです。
 食べたいということは、身体が要求しているからであり、それが自然治癒力となっているのではないかと。
 なので無理をしてまで、食べたくない物を食べたり、食べたい物を我慢したりするのは良くないのではないかとも。
 そう思い出したらこの頃は、あんなに好きだった味噌汁が食卓に無くても大丈夫になりました。これは身体が塩分を控えているのだと、そう思っています。
 
 シンガポールのタクシー乗車時、「一番有名な日本人を知っているか」と聞かれました。「分からない」と答えると、「池田大作」だそうです。その名前は、創価学会の名誉会長という事は知っていましたが、それ程有名だとは。
 そして、次に有名なのは、「おしん」だそうです。そういえば、後に上海在住時、テレビで「おしん」を放送していました。
 その運転手、続けて、「日本の歴代総理大臣を知っているか」と問い掛け、「伊藤博文、黒田清隆、三條実美~」と、延々と総理大臣の名を挙げていきます。
 しかもひとり名を挙げる度に、「どうだ」と言わんばかりの間。こちらは気遣いの日本人。その度に、「凄い」だの「さすが」だの相槌を打ち、客の筈なのに、えらく疲れたタクシーでした(笑)。
 同じくシンガポールですが、別な時の話です。これは信じらない方もおられるかも知れませんが、本当にの事なのです。
 帰宅時に、大通りを渡って200mくらいの一本道で自宅の筈が、大通りを渡ったまでは良かったのですが、その後、どうしても帰り着けないのです。
 歩いても歩いても、見知らぬ光景が広がり、我が家が見えず、不安になること仕切り。
 道を間違えたのかと思えなくもないのですが、一本道を間違えるものか…。とにもかくにも歩き続けましたが、余りにも真っ直ぐに歩き続けたと思い途中曲がってみたりしかたらいけない。車の往来も少ない道へと出たのです。
 場所を知りたくても、人影もありません。
 すっかり訳が分からず、不安が募り、怖くなり出しまし、次第にお腹がしくしくと痛み出しました。
 そんな時、一台のタクシーが流していたので、有無を言わず乗り込みました。
 するとどうした訳でしょう。数十メートルも走るとタクシーが止まったのです。それは見慣れた我が家の前。乗車した場所が見える距離でした。
 何せ運転手が笑い出して料金を受け取らなかったくらいです。
 どうにもシンガポールとは相性が悪いようで、初めて旅行で訪れた折りも、飛行機内から胃が痛み出し食事も摂れず、住み始めてからも、わずかみ月の間に、40度の発熱3回。空港内で荷物を置き忘れたりと、散々でした。
 もう二度と行かないと思います。
 




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「日清」マッサマン・カレー・ヌードル/インスタントラーメン事情

2014年12月03日 | 田舎生活の衣食住
 寒い朝です。この冬一番の冷え込みではないでしょうか。未だかじかむ程ではありませんが、指先がかなり冷たくなっている程です。

 世界で一番美味しいカレーと聞いちゃあ食べずにはいられません。「日清」マッサマン・カレー・ヌードル。ひと口食べて、「美味しい!!!」。もの凄く美味しいです。確実にはまりました。タイで食べた事がなかったのが惜しまれます。






 インスタント麺なのと日本人向けなので、アレンジしてあると思われますが、本物はナムプラーが効いているような気がします。飽くまでも予想ですが。
 よし、今度拵えるぞ。市販の粉末カレールウに、ココナッツミルク、チキンブイヨン、そして砂糖だと思われます。具は玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモに海老(甘味が出るので必須)とチキンにポークもあれば直可でしょうか。レモングラスは手に入り辛いので、レモン汁も少々。多分これでOK。
 試してみたら報告します。

 香港の人は、インスタントラーメンを良く食べます。香港のローカル店、茶餐廳(ちゃーちゃんてい)ではモーニングのメニューにも必ずある程で、なぜか皿に盛られ、薄いハム一枚が入ったインスタントラーメンとコーヒーか紅茶がセットになっています。
 そしてそのインスタントラーメンを、公仔麺(ごんちゃいみん)と言うのですが、これは子ども麺といった意味で、出前一丁を指します。そう、出前一丁のパッケージには出前をする子どものイラストが描かれているでしょう。それがインスタントラーメンの通称になる程なのです。
 そして、海外向けなのでしょう。日本ではお目に掛かれない種類もあり、「日清」から、袋麺で、醤油、味噌、牛肉テイストなどが売られており、東京風とか札幌風、博多風とか名されているので、一応は日本風テイストになっていました。
 ローカルメーカーよりも若干高めですが、それでも日本からの輸入品いりも大分安く、ローカル独特の香辛料も入っていないので、これを良く食べました。
 大陸は未だ未だ保守的なのか、自分が出会っていなかったか、インスタントラーメンを出す店は知りませんでしたが、スーパーでは実に多種売られていました。
 タイでは、インスタントラーメンを「ままー」と言います。これも有名なメーカーの名前で、それがそのままインスタントラーメンの代名詞となっているのでした。しかし、一番食べられていたのは「yamyam」と言うメーカーです。日本でも輸入によりトムヤムクン味、グリーンカレー味が食べられます。
 現在は製造中止なのだそうですが、胡椒味がとても美味しかったですよ。これは日本に戻ってから食べていました。
 そして香港同様、ローカルの店でも、ちゃんとしたメニューになっていました。
 また、スーパーでは多種多様売られていましたが、その9割り以上が、トムヤム味。トムヤムクン(海老)やらトムヤムガイ(鶏)やらトムヤムムー(豚)やらタイ人にとっては違いがあるのでしょうが、我々日本人からしたら、みんな同じの、あの辛酸っぱいトムヤムです。
 最初は物珍しさで良いのですが、やはりシンプルなラーメンが食べたくなり、海外向けの「日清」のカップ麺の醤油味を食べていましたが、微妙に海外味なのでした(笑)。
 日本のインスタント麺は、カップ麺が1個100バーツ(約300円)で、これは和風レストランのランチ定食の値段と同じです。だったらランチ定食を食べますよね。
 日本のインスタントラーメンは世界を席巻する勢いなのです。


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Macナゲット/海外のファストフード

2014年12月02日 | 田舎生活の衣食住
 ショッピングセンターまで遠出しました。そこの食品店は朝7時に開くので、朝が早い自分は、他のスーパーが開く9時が待ち切れずに度々出掛けます。これから寒くなると行く迄が辛いので、今のうち。
 小雨振る中、合羽を着込んで出掛け、着いて直ぐにお腹が空いた(笑)。幸い、Macナゲットの無料券を持っていたので、それとチキンクリスプを食べました。計100円也。開店間際で、出来上がり直後だったため、どちらも温かくて、何よりも驚いたのが、出来立てはパリパリしていて美味しってこと。「チキンクリスプってこんなに美味しかったのか」と、改めて思いました。
 日本のファストフードは高価で、どうしても手が出せません。ああいった店舗は安くて早くが基本だと思うのですよ。それが、ちょっとしたレストラン並みの値段でしょう。どうしても食べる気になれません。
 そんな中でMacの100円シリーズのみは、「よしよし、食べようじゃないか」と、口にしますが、冷めていると、バンズが冷たく美味しき感じなかったのですが、出来立ては違いました。
 何でもかんでも日本は高価過ぎると思うのです。
 ファストフートはドリンク込みで300円くらいで食べられないものでしょうかねえっ。

 海外のファストフードは、安価です。よって手軽に食べる事が出来ます。まずはアメリカ。こちらは、Macでもケンタッキーでもどこでも、量が多い。全てがビックサイズです。初めてアメリカに行った折り、食べたバーガーで、口角が切れた程でした。これ本当です。そしてドリンクも多いので、飲み切れなかった程でした。
 また、日本には余り店舗数がありませんが、バーガーキングを初めて食べて感動したものです。東京在住時は、アメリカが恋しくなると、バーガーキングを食べていました。
 中国では(以前書いたけど)、ドリンクのみよりも、ハンバーガーかエッグマフィン+ドリンクの方が1元(13~15円)安いといった珍現象で、そりゃあお腹が空いていなくても、食べるでしょう。
 出勤途中で、コーヒーのみを飲みたくても、ついついエッグマフィンまで食べていました。
 また、どこの店も中国独特のメニューもあり、特に、ご飯関係のメニューが印象的でした。
 吉野屋もあちこちにありましたが、香港よりも中国大陸の方が高価で、大陸に移ってからは余り食べていません。味付けも大陸は結構な薄味でした。
 バンコクでは、ファストフードは贅沢品でした。特にケンタッキーは高価で、残業をするタイ人スタッフに差し入れをして大層喜ばれたものです。
 日本でも他とは一線を画し、「うちは高級だからね。本格派のコーヒーを出しているのだから、気軽に入らないでちょうだいね」といった雰囲気を醸し出している、ドトールコーヒーも、やはりアジア圏では、高額でした。それでもローカルがバンバン、コーヒーを飲んでいるので、どの国も日本人が思う程、貧しくはないのですよ。
 ところで、これは噂話ですが、ドトールコーヒーは、店舗の場所も店員も厳選されているって本当でしょうか? 高級地にしか出店せず、容姿端麗、語学力に優れた人しか採用しないということでした。確かに若くすらりとした若い男女の店員ばかりで、英語も通じました。
 今では九龍サイドにも出店されていますが、自分が居た頃は香港島サイドにみで、これも香港島の方が高級地だったからだと言われていました。
 それが事実であるなら、我が故郷のドトールは、ショッピングセンター内にあります。まあ、これは良いとして、店員は英語を解せるのか? 容姿は良いのか?
 甚だ疑問であります(笑)。




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