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豚キムチ・ラーメン/辛拉麺

2014年12月20日 | 田舎生活の衣食住
 朝薄氷が張っていました。外の水道も氷結。これは例年よりも随分と早いことです。
 思えば未だ子どもの頃、もっと田舎に行くと、田んぼでアイススケートが出来たのです。
 温暖化のせいか、ほかに環境が整ったせいか、田んぼでスケートをする子どもなんか今やいやしませんけどね。
 「ダイハード」シリーズを観ていたら、ニューヨークに行きたくなりました。今頃は寒いなんてもんじゃないけれど、一番ニューヨークらしい時期です。地下から立ち上る煙が実にニューヨークらしさを演出してくれています。
 ロックフェラーセンターのツリーも観てみたい。
 そう思っただけです。13時間のフライトを考えると二の足を踏んでしまいますね。
 昔、未だ若かりし頃、年配の方から、「年を取ると遠くには行けなくなるから、若いうちに行っておいた方が良い」と言われた事が、今になって実感しています。
 余程の事が無い限り、もう3時間くらいのフライトで行ける国しか行かないだろうなあ。船なら別ですが。
 
 大量に米を頂いたので、毎色米飯にしました(正確には白米10キロ、玄米10キロ)。麦を混ぜて炊いてい増す。
 よって麺類は暫くお預けとなり、出来るだけご飯を頂くことに相成った次第です。
 それでも時には無性に食べたくなります。ご多分に洩れずに、豚キムチを見ていたら、これを具にした辛いラーメンが食べたくなりました。暫くインスタント食品は口にしていないので、「良いだろう」と自分で許可を与えて、豚キムチ・ラーメンの昼食です。
 ついでに卵も入っています。おまけに麦飯一膳頂きました(笑)。





 上海のれきとした中華料理屋です。決してローカルの麺屋ではありません。回るテーブルだってある店です。
 拉麺が食べたくなり入店したわたくし。メニューには拉麺が二種類ありました。辛い物好きなわたくしは、辛拉麺と拉麺です。迷わず辛い方を選択。
 わくわくしながら拉麺の出来上がるのを待っていました。イメージとしては野菜に絡んだ唐辛子のスープ。そう、韓国のチゲのような物を想定していたのです。
 運ばれて来たわたくしの辛い拉麺は、なんと、なんと、なんとっとっと、ひと口食べてみて、あの懐かしい知っている辛さだったのです。
 そう、インスタントの辛拉麺に、気持ちばかりのモヤシが乗っかった物でした。
 ガーンと頭を打たれたようなショックを受けたのは言うまでもありません。何も、レストランでまでインスタントを食べようとは。
 食べましたとも、口惜しさに胸がはち切れんばかりになりながら。
 後に気が付いたのですが、辛拉麺は商品名であり、店側は嘘は言っていないということ。わたくしが勝手に辛い拉麺だと「い」を入れて解釈してしまったのでした。
 それだけではありません。そもそも、辛いは日本語で、中国語では「辣」じゃないかい。
 因に、辛拉麺は「しんらーめん」。辣は、「らー」です。
 香港在住時は、この辛拉麺のカップ麺に随分とお世話になりました。香港の物は、椎茸がかなり多く入っていて、それがまた魅力でもありました。
 本場韓国では、辛拉麺は軍用食で、いえいえカップ麺ではなく、袋麺です。
 袋を開いてお湯を注いで食べられるように、袋が加工されているのだそうです。戦場でお湯はどうする? といった疑問は残ります。




 話は反れますが、我が国でも最初に売りに出されたカップ麺。カップヌードルが大ヒットしたのは、浅間山荘事件現場中継に。それを食べる機動隊員の姿が映し出されてのことでした。インスタント麺はやはり非常食なのですねえ。
 そしてそのカップヌードルですが、発売当初は、現在もあるプレーンな醤油味、カレー味、そして日本蕎麦の3本立てでした。蕎麦があったなんて信じられないでしょう? あったのですよ。もう味は忘れましたが、どうしても3つ全部を味見したくて、三食のほか、お八つに3個食べ比べしたこともあったデブ時代でした(笑い)。



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