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「二輪二脚の八重山巡り」ラフティーを作ろう

2010年01月31日 | 八重山諸島の旅
 ソーキとラフティーってどう違うのか? ソーキは沖縄そばに欠かせない。ラフティーは単品でメイン料理。竹富島で、ラフティー丼をごちそうになったが、いまいち違いが分からない。どっちも豚肉の甘辛煮。
 で、調べたら、材料でした。
 ソーキはカルビ肉。旨味が詰まったあばら肉の部分で、じっくりと煮込むことで軟骨がトロトロになったもの。一方のラフティーは豚三枚肉。
 沖縄では温めるだけのレトルトも数多く売られているので、沖縄そばを食べるとき用に購入してきたが、今回はラフティーに挑戦。

ラフティーの作り方
材料
豚バラの固まり(800g)
泡盛(酒でも可。300g)
水(300g)
砂糖(適宜)
醤油(50cc)

作り方
1.豚バラを、熱湯とともに弱火にかけ、アクをとりながら1時間ほど茹で冷やす
2.1が冷めたら肉を取り出し、4~5cm角に切る
3.2の肉を水、泡盛、砂糖と一緒に中火で、煮立ったら弱火にして、落としぶたをし、アクをとりながら1時間ほど煮込む。途 中醤油を加え、肉が軟らかくなるまで煮込む


「二輪二脚の八重山巡り」ピパーツ

2010年01月31日 | 八重山諸島の旅
 島胡椒とも呼ばれ、八重山では一般的らしい。特に、ピリ辛の薬味のコーレーグスの方が有名だが、八重山そばの薬味としてよく使われている。ほかに、豚の内臓の中味汁には臭み消しに欠かせないなど、八重山の台所には無くてはならないのだ。
 今回、八重山を旅して初めて知って、帰宅後、ラーメンに入れてみたのだが、最初は、独特の香りと南国っぽい苦甘辛味が嫌だったのだが、食べ続けると、天ぷらや焼き魚、焼き肉、何とでも相性が良くて、今は、目玉焼きもピパーツ(塩とのブレンドピパーツ)で食べている。切れたらどうしようってなくらい。まあ、そしやら通販ででも買えばいいや。もはや、我が食卓にも欠かせない。
 この聞き慣れない名前の主は、コショウ科南アジア原産のツル性木質植物、学名は、ヒハツモドキが原料で、沖縄本島や宮古八重山では、古くから栽培され、民家の石垣などに生育。沖縄ではピパーツ・フィファチ・ヒハツなどと呼ばれている。このヒハツモドキを手に入れられれば、自家製ピパーツも夢じゃないんだろうね。
 若葉は、そのままか、細く刻んで天ぷらの衣をつけて揚げたりもするんだって。
 写真のバックがヒハツモドキ。発汗作用があり、新陳代謝を促す、殺菌効果、消化促進作用などの効能で気がついた。これ、東南アジアにありがち。調べたら、インドネシア、ジャワ、マレーに分布してるということで、これは東南アジアから入ってきたのだろう。そうだ、あの癖のある香りは正に東南アジアだ。

「二輪二脚の八重山巡り」ワンコイン・ランチ

2010年01月09日 | 八重山諸島の旅
 国際通りを歩いていて、「お昼にしよう」と少し遅い昼食。もう沖縄滞在も終盤なので、石垣島の土産物屋のお姉さんが絶賛していた、沖縄ソバの「塩焼きそばを食べよう」と硬く心に決めていたのだが、500円ぽっきりで、定食が食べられるとあっては心なぞ簡単に揺らぐものだ。
 日替わりランチを頼んでゆっくり店内を見渡すと、どうも居酒屋っぽい。「そう、定食屋と言うより、飲み屋だったのだ」。沖縄料理を中心に豊富なメニューで夜はかなり流行るらしい。
 500円で、メインのほかに4品とご飯に味噌汁は大満足。餡かけ焼きそばにも心が揺れた。次回は、是非。
 後で知ったのだが、このお店、チェーン店もあり、結構有名店だった。

 戦場カメラマンの故・鴨志田穣氏が、アジアを旅して書いた著書に、「ワンコインで美味しいモノが食べられない国は発展しない」と。その文章は上海で書かれたものだったが、上海には美味しいワンコインの庶民の味は無かったようだ。どうなる? 万博YEAR。

「二輪二脚の八重山巡り」コーレーグースを作ろう

2010年01月09日 | 八重山諸島の旅
 こちらも多種多様。だが、土産物屋はともかく、スーパーでも市場でも結構なお値段。そして、思った程品数が無いのだ。沖縄の食卓には欠かせない筈…と言うことは、もっと安価で買える所があるのか?
 その疑問は、溶けた? 自家製なのでは?
 だって島唐辛子があれば出来るんだもの。

コーレーグースの作り方
材料
島唐辛子(唐辛子) 
泡盛(焼酎)
塩/少々

作り方
1.綺麗に洗って乾かした瓶に泡盛(焼酎)を少し入れてすすぎ瓶を消毒したら、洗った島唐辛子を半分くらいの分量入れる
2.1に塩少々と泡盛を入れる
3.冷暗所で約2カ月寝かし、泡盛が黄色くなってきたらOK
※島唐辛子(唐辛子)を、泡盛(焼酎)、塩、酢で漬け込んでもOK

「二輪二脚の八重山巡り」紅芋タルトを作ろう

2010年01月09日 | 八重山諸島の旅
 一口で紅芋タルトと言っても味も色も形も様々。何が美味しいのか? 
 有名なのは、紅芋御殿の「ポルシェ」だよね。テレビで女性社長観た。普通のスーパーに置いてあるのは、このメーカが最も多い。かな? 似た様な包装多いから。
 最初に食べたのは石垣島のホテルの売店でのバラ売り。次は、コンビニで見付けたこれまたバラ売り。どちらも105円。写真右下はコンビニの物だが、食べ比べて、これが一番しっとりとしていて美味しかった。
 紅芋がウニウニしているタイプは、全体にしっとり。パンみたいな方は、幾分キッシュっぽい感じ。まあ、どちらも美味いけど。これ、食べたいなー。紅芋じゃなくても、何か地元の果物で、作ってくれればいいのに。
 沖縄では常にバッグに入れて持ち歩いて食べてたもん。オーブントースターで少し焼くとまた美味しさが増すそう。

紅芋タルトの作り方
材料
紫芋/1本(300g)
砂糖/80g
有塩バター/30g(室温にする)
卵/1コ
生クリーム/大さじ2
(タルト生地)
薄力粉/150g
砂糖/50g
バター /70g
卵/2~3コ
バニラエッセンス/少々

作り方
1.紅芋は、蒸して(電子レンジでも可)、皮をむき、ボウルに入れる
2.すりこぎでついてつぶし、砂糖、バター、卵、牛乳を半量混ぜる
(タルト生地)
1. 冷たいバターを1cm角に切り、ミキサーに薄力粉、バター、砂糖を入れて均一に混ぜる。ミキサーが無い場合はひたすら混ぜ合わせよう
2.1に卵とバニラエッセンスを入れて混ぜる
3.生地をラップで包み、冷蔵庫で30分寝かせる
4.麺棒で厚さ5ミリ程度に伸ばし、バターを塗ったパイ皿に敷きつめ、底にフォークで突いて空気穴を開け、ラップして冷蔵庫で15分寝かせた後、180~190℃のオーブンで15分間焼く
5.焼けたタルトの上に、用意しておいた紅芋を敷き詰め、丈夫は生クリームのように絞り出して飾る
6.200℃に温めたオーブンで25分焼く

「二輪二脚の八重山巡り」ゴーヤチャンプルーを作ろう

2010年01月06日 | 八重山諸島の旅
 あんなに食べたかったゴーヤチャンプルーだったが、旅の間に食べたのは1回だけ。石垣島のバスターミナル北にある店のお昼の定食600円。ほかに、ハッシュドポテトやら、マカロニサラダやら4品とご飯に味噌汁。これは安い。
 こちらでも材料調達は出来るし、ゴーヤチャンプルーなら作れるので。

ゴーヤチャンプルーの作り方
材料
 ゴーヤ/1/2本
 豚バラ肉/100g
 卵/2コ
 ゴマ油/大さじ2
 塩胡椒/適宜
作り方
1.
ゴーヤは縦半分に割ってわたと種を取り、5mm幅に切ったら、軽く塩を振ってしんなりさる
2.
豚バラ肉も5mm幅に切る
3.
ゴマ油を熱し、ゴーヤ、豚バラ肉の順に炒め、塩胡椒で味付けし、ゴーヤの色が変わったら溶きほぐした卵を加えて大きく混ぜ、火を止める

 味付けは醤油や、唐辛子、梅など様々らしい。

「二輪二脚の八重山巡り」八重山で出会った動物たち

2010年01月05日 | 八重山諸島の旅
 野良なのか飼われているのか…多分、半野良なのだろう。牛も馬もみんな大自然の中、暢気に草をはみ、暮らし易そう。今では、飼い犬は繋いでいることが義務付けられてる(?)とかで、1日中、小屋の中に繋がれっ放しの気の毒な犬なんかを見ていると、動物はこういった環境で生きなきゃねと思わざるを得ない。
 話しは逸れるが、室内犬以外で(そうそう室内犬ってのを認めてないけど)庭の無い人に犬を飼わせないって方が先なんじゃないの。庭でも放し飼いはいけないってのなら、せめて、鎖で動ける範囲を作ってあげればいいのだ。
 人どうしでも、人と動物でも、圧倒的に力のある方が、弱い方を支配するのは嫌い。ましてや、抵抗力の無い動物の自由を奪うのなんか、もってのほかだ。
 人間関係でも逆らえないのが分かっていて、理不尽をつくす上司とかね。

「二輪二脚の八重山巡り」八重山そばを作ろう

2010年01月05日 | 八重山諸島の旅
 石垣島のあやぱにモール内、石垣市公設市場の3階にある、いちば食堂で食べた八重山そば600円。とにかく沖縄そばが食べたかったので、昼に店に入ると食べたのはほとんど八重山そば。八重山で食べたから八重山そば。沖縄そばとは若干違いがあるらしいが、我々の様な旅行者にとってはその判別は無理だろうねっ。いちば食堂は、シンプルだった。
 インスタント麺を買って来たが、何とか手近な材料で出来ないものか?

八重山そば
材料
 ゆで麺(小麦粉・かんすい・食塩・食油)
 出汁(豚骨スープ、かつお節、昆布、醤油、食塩)
 味付肉(豚肉・醤油・酒・砂糖・みりん)

 麺は市販の太麺でごまかし、問題は出汁。市販の豚骨スープにかつお節を加えて炊くってのはどうだろう? ソーキや三枚肉は制作可能。

「二輪二脚の八重山巡り」サーターアンダギーを作ろう

2010年01月05日 | 八重山諸島の旅
 どーっしても食べたかったサーターアンダギー。トランジットの那覇空港で最初に買ったのも、これ。常に鞄に入れて、小腹が空いたら食べてたのもこれ。那覇の牧志市場では揚げたてを1個60円で売っていたので、食べながら歩いちゃった。
 今や、黒糖、紅芋、バナナ、パパイヤなど種類も豊富で、メーカーも多く、「あれもこれも」状態。しかし、残念ながら賞味期限が短いので、買いだめは無理。
 ならば自分で作ろう。とサーターアンダギーミックス粉を購入して来た(500gで200円)。成分を読むと、これホットケーキミックスでもいけるね!

サーターアンダギーの作り方
材料
 サーターアンダギーミックス/100g
 卵/2コ
 サラダ油/小さじ2
 揚げ油
作り方
1.
ボウルに卵を割りほぐし、サーターアンダギーミックスを加え、なめらかになるまで混ぜる
2.
サラダ油を加えてさらに混ぜ、30分ほど寝かす
3.
手に油をつけて生地を丸め、低めの温度でゆっくり揚げ(150度)、生地に割れ目が出来てきたら温度を上げ、こんがり色づいたら取り出す

「二輪二脚の八重山巡り」旅の最後は中国人

2010年01月04日 | 八重山諸島の旅
 那覇空港駅で、ホームからエレベータで下りようとすると、中国人(らしき)団体がドヤドヤ、ドカドカ、これでもかってくらいに寿司詰め状態に乗り込んで来た。最初に乗っていたので、奥に押しやられるわたくし。そして、人にぶつかることなど屁でもない彼らは、ガンガンぶつかって来る。
 「ガウチョーアー」。と思わず広東語を叫んだわたくし。すると、ガイドらしき若き青年が、中国語で、「どいむちー」と誤って、続けて、「すみません」と。さすが、バイリンガルのガイドはマナーを心得ているが、駄目だ、おばちゃんとおっちゃん。
 中国在住時代の腹立たしい思いがふつふつと思い出されて、「まあ、自分らしいっちゃ、らしいけど」。楽しいたびの最後に巡り会わせたのは、中国人だった。
 が、これでは終わらない。
 羽田空港からリムジンバスで地元に戻り、さらに市内循環バスで帰ろうとしていると、今度は、どうやら広東人。運転手に「ステイション」と言って(噛み砕くと、「駅に行くか」)と聞いたり、料金を確かめようとしたりしているのだが、広東語しか出来ないらしく(まあ、英語が出来たところで、この田舎じゃほとんど通じないだろうけど)、不安らしかったので、広東語で「何?」と聞いてやったのに、「は?」で無視。ちっ、旅の優しい気分を持続させて折角親切心を起こしたのに、気分悪いったらありゃしない。また、香港在住時の怒りが込み上げて来た。
 このバスの運転手に、降りる停留所を聞くと、「停まりますよ」って、停まるのは分かっているが、停まる場所を聞いているのに、何を聞いても「停まります」だけを繰り返す。
 「○○停留所は、どのあたりですか? ○○と××とどちらが近いか知りたいので、○○の場所と××の場所を教えてください」と聞いても、「○○にも××にも停まりますよ」とあmるで会話になりゃしない。
 やはり旅に出ていると、自分にも余裕があり優しい気持ちになれるが、生活の場ではこんなこともカチン。っうか、やはり駄目だ、この町の人。
 自分らしい締めくくりに苦笑。
 次回からは、沖縄のお土産紹介。

「二輪二脚の八重山巡り」那覇のホテルはトリプルルーム

2010年01月04日 | 八重山諸島の旅
 那覇で1泊したホテルは、「満室」とかでなんとトリプルルームだった。国内外1人旅が基本なので、ホテルは狭いシングルルームだけの自分は、大げさでなく、身の置き場が無い程の広さだった。
 バスルームも2つ。そしてシングルには決して無い、ソファアもある。デスクやら何やら、とにかく、どこに座ろうか、どこに寝ようか、どっちの風呂に入ろうか…。嬉しい考えを巡らせながらも、貧乏性は収まらず、地味ーっに小さくまとまって、広い室内を一望した。
 ラッキー。
 宿泊込みの朝食も和洋バイキングで、食べ切れない! んー、もっと泊まりたい。バイキングとか食べ放題とかって心躍るこれまた貧乏性です。

「二輪二脚の八重山巡り」金城町の石畳道

2010年01月04日 | 八重山諸島の旅
 本島観光の時間は1日だけ。できれば、あちこちに点在する勝連城跡や、中城城跡、今帰仁城跡、座喜味城跡。そして何より斎場御嶽には足を運びたかったのだが、とにかく、バスしか足がなく、そのバスも乗り継ぐ等アクセスが悪く、時間的にも断念した。レンタカーを使えば可能だけどね。
 そして、首里城、玉陵を観光が終わったのが丁度正午。だが、この辺りに食事ができそうな店もなく、唯一カレーハウスを見掛けたが、カレーの気分じゃないしなー。
 このまま、移動するのももったいないので、首里城の南側、日本の道100選にも名を連ねる城下町の風情漂う散策道を歩くことにする。
 約300mわたって続く石畳道で、沖縄戦で奇蹟的に戦禍をまぬがれたとのことだった。
 確かに、日本の道100選だけあって、綺麗な石畳なのだが、玉陵から行くともの凄く急勾配の下り坂。「まてよ、ここで下ったらまた上るのか?」と今回の旅では坂道に泣かされて来ているので、思わず、下りるのをためらっていると、息も絶え絶えのおじいが上って来た。そして、一休みしながら、「初めて歩いたら、きついわ」と。下りたら、また上らなくては駅まで行けないらしい。
 んー。万里の長城もそうだったが、観るだけの方が心地よい場所もある。
 沖縄は離島でも本島でもどこも坂道が多く、戦争映画で逃げ惑う人々のシーンが思い出され、ただ歩くだけでも厳しいのに、こんなに坂道だらけで本当に大変だったろうと思ったりしていた。
 そして、出会ったおじいと世間話をしながら、駅まで約20分を一緒に歩いたのだが、そのおじい、首里在住にも関わらず、この辺りを歩いたのは初めてとかで、「こんなにきついとは思わなかった」と…。普段はこの辺りは車で通り過ぎているようで、もう日本中どこへ行っても車社会を実感。
 

「二輪二脚の八重山巡り」玉陵

2010年01月04日 | 八重山諸島の旅
 玉陵(たまうどぅん)は、国指定史跡と建造物となっている、王家の墓。1501年、尚真王が父尚円王の遺骨を改葬するために築かれ、第二尚氏王統の陵墓となったとされる。沖縄戦で大きな被害を受けたが、3年余の歳月をかけ、修復工事がなされ現在にいたっているとされる。
 向かって左には王、右には王族が埋葬されているとのこと。
 こちらも中国っぽさを随所に感じることができる。
 ゆいレール(モノレール)の空港駅で、1日乗車券600円を購入しているので、ゆいレールは乗り降り自由のほか、首里城は800円 → 640円、こちらの玉陵200円 → 100円と割引されるのでかなり得。
 

「二輪二脚の八重山巡り」首里城の瑞泉門

2010年01月04日 | 八重山諸島の旅
 朱色が印象的な首里城だが、その外壁は、石造りで、まるで中国の寺社仏閣を彷彿とさせる。そもそもお手本は紫禁城だろうから当たり前なのだが、中国に迷い込んだかの様なのだ。
 鮮やかな朱色よりもむしろ、こういった素朴な建造物の方が好ましいので、この階段で、セルフタイマーを使って納得がいくまで何度も記念撮影を繰り返した。
 が、くどいようだが、修学旅行シーズン。加えて、航空運賃もちょうど安くなる時とあってか、団体さんが多く、どこに行っても1人になれない。
 こういった場所は独り占めして、納得のいくまでおんびりしたかったのだが…。