10月24日(木)
今日は、最近気になっていた大仙市にある「旧池田邸」に行ってきました。
市内に入ると案内看板が丁寧に掲示されていて、初めて行く地でも安心して導いてくれました。
観光振興ってこういうことから始まると思います。うん。
丁寧な案内看板のおかげで難なく到着した「旧池田氏庭園」。
つい先日、平泉へ行って藤原氏の隆盛を勉強したところで、
今日は池田氏について学ぶ。
なんか最近勉強熱心な感があるキムカズ。笑
池田家は、山形県酒田市の本間家、宮城県石巻市の齋藤家と並び、近代における東北三大地主として知られている。
明治時代から昭和初期にかけ、旧高梨村をはじめ秋田県の政治、経済、文化に大きく貢献しました。
庭園は、明治時代末頃から大正時代にかけて完成。
家紋に倣った亀甲形状の独特な地割りを有するとともに、洋館及び大型の雪見灯篭を配する主庭園の景観は類を見ないものです。
東北三大地主と言われた池田家の敷地は42.114㎡(約12,700坪)の広さを誇り、
仙北平野の田園風景の中に、広大な六角形の敷地が浮島のように浮かび上がる景観は非常に美しく特徴的です。
総ケヤキ造りの威風堂々たる正門が出迎えてくれました。
公開整備協力金として200円払います。
この200円の意味を中に進むにつれ実感として理解できます。
むしろ、200円が高いか安いかというヤボな議論は不要で、
これだけの資源を維持するためには、そこを訪れた人はうむを言わずに気持ちを表すべきでしょう。
通路を進んでいくと、母屋の敷地跡と分かる、基礎が敷き詰められた場所に入ります。
大地主の池田家。当然に百名超の従事者がいたとのことで、相当大きな建物がここにあったことを容易に理解することができました。
そして、その母屋に隣接して庭園があります。
これがまた素晴らしい!ってか、すごい!!
庭園を歩いて廻ることで敷地の広さをぐるっと体感するすることができます。
そして、歩いていて一番気になったのが大型のこの灯篭。
高さ4m。笠の直径約4mで、笠の面積は八畳間に匹敵。
推定重量は、笠が12トン、全体で24トン、
普通自動車(1.2トン)の20台分に相当。とあります。
この大きさは壮観。一度観るとビックリすること間違いありません。
昔むかしの豪農と思って歩いていると、忽然と現れる、最近建てたのかなと思うような
洋館。
旧池田氏庭園内の白亜の洋館は、大正11年(1922年)竣工の秋田県の最初に鉄筋コンクリート建築物(RC建築物)です。
内装を含め、多くの箇所で復元のために多くの職人が尽力してくれたようです。
職人の粋とか、プロ意識の高さとか、日本人の職人のレベルの高さを感じることができました。
池田家は単なる地主ではなく、無償の病院や学校経営、そしてその子達への給食の提供等々、
地域づくりを先導していたとのこと。
先日の藤原氏に続いて、今日もむかしの人の偉大さを感じることができた一日でした。
今日は、最近気になっていた大仙市にある「旧池田邸」に行ってきました。
市内に入ると案内看板が丁寧に掲示されていて、初めて行く地でも安心して導いてくれました。
観光振興ってこういうことから始まると思います。うん。
丁寧な案内看板のおかげで難なく到着した「旧池田氏庭園」。
つい先日、平泉へ行って藤原氏の隆盛を勉強したところで、
今日は池田氏について学ぶ。
なんか最近勉強熱心な感があるキムカズ。笑
池田家は、山形県酒田市の本間家、宮城県石巻市の齋藤家と並び、近代における東北三大地主として知られている。
明治時代から昭和初期にかけ、旧高梨村をはじめ秋田県の政治、経済、文化に大きく貢献しました。
庭園は、明治時代末頃から大正時代にかけて完成。
家紋に倣った亀甲形状の独特な地割りを有するとともに、洋館及び大型の雪見灯篭を配する主庭園の景観は類を見ないものです。
東北三大地主と言われた池田家の敷地は42.114㎡(約12,700坪)の広さを誇り、
仙北平野の田園風景の中に、広大な六角形の敷地が浮島のように浮かび上がる景観は非常に美しく特徴的です。
総ケヤキ造りの威風堂々たる正門が出迎えてくれました。
公開整備協力金として200円払います。
この200円の意味を中に進むにつれ実感として理解できます。
むしろ、200円が高いか安いかというヤボな議論は不要で、
これだけの資源を維持するためには、そこを訪れた人はうむを言わずに気持ちを表すべきでしょう。
通路を進んでいくと、母屋の敷地跡と分かる、基礎が敷き詰められた場所に入ります。
大地主の池田家。当然に百名超の従事者がいたとのことで、相当大きな建物がここにあったことを容易に理解することができました。
そして、その母屋に隣接して庭園があります。
これがまた素晴らしい!ってか、すごい!!
庭園を歩いて廻ることで敷地の広さをぐるっと体感するすることができます。
そして、歩いていて一番気になったのが大型のこの灯篭。
高さ4m。笠の直径約4mで、笠の面積は八畳間に匹敵。
推定重量は、笠が12トン、全体で24トン、
普通自動車(1.2トン)の20台分に相当。とあります。
この大きさは壮観。一度観るとビックリすること間違いありません。
昔むかしの豪農と思って歩いていると、忽然と現れる、最近建てたのかなと思うような
洋館。
旧池田氏庭園内の白亜の洋館は、大正11年(1922年)竣工の秋田県の最初に鉄筋コンクリート建築物(RC建築物)です。
内装を含め、多くの箇所で復元のために多くの職人が尽力してくれたようです。
職人の粋とか、プロ意識の高さとか、日本人の職人のレベルの高さを感じることができました。
池田家は単なる地主ではなく、無償の病院や学校経営、そしてその子達への給食の提供等々、
地域づくりを先導していたとのこと。
先日の藤原氏に続いて、今日もむかしの人の偉大さを感じることができた一日でした。