秋田のキムカズが贈る気まぐれブログ

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第4回秋田県武道まつり-新春武道演武会-

2010-01-11 13:29:56 | Weblog
1月11日(祝)、秋田県立武道館を会場に、
「平成21年度第4回秋田県武道まつり-新春武道演武会-」が開催されました。
主催は、秋田県立武道館と秋田県公立武道館協議会。



第一部「演武大会-武道の真髄-」だけしか見てきませんでしたが、
普段武道に触れる機会のない私にとっては、大変興味深い日本の伝統を感じることができたひと時でした。


演武を披露する武道は・・・
弓道、空手道、柔道、少林寺拳法、合気道、剣道、相撲、柔剣道、太極拳。
日本の伝統ある武道にはこんなにもあったのかといまさらながら驚きです。


まずは「弓道」。
ぴんとまっすぐに伸びる左手に支えられて、
今に矢を放たんとする右手、それに弓のしなり。
緊張感が漂います。


女性も矢を放ちます。
場内は緊張感が伝わるくらい静かです。




次は「空手道」。




そして「柔道」。




「少林寺拳法」です。




「剣道」もいます。




そして、私も子供のころ少々かじったことのある「合気道」。
小学校3~4年生のころだっただろうか。
暑い夏も、いてつく寒い冬も、道場にはだしで稽古した日々を思い出します。
合気道をしている間は風邪を引いたことがなかったことがとても印象的です。


門下生が道場いっぱいに演武を披露します。


合気道は、相手に危害を加えることを目的としない武道。
相手の力を自らの力に換え、身を守る武道。
スマートで、紳士的な武術といえそうです。


一番偉い人の演武です。
短刀で攻めてきても、相手の動きに合わせて軽くかわし、
一瞬に武器をこちらに入手します。


長刀で攻めてくることもあるでしょう。
大きく構えて、相手からの打ち込みをかわします。


そして、気づくと

刀はこちらにあり、攻めに転じています。

いつか機会があれば、合気道の道にもう少し触れてみたいな。。。



ところで、この演武会で配られていたパンフに「武道」について記載されていました。
たくさんの参考になることが書かれていましたが、
ここでは、最後に「結び」として書かれた箇所を転載し自分のこれからの生き方に少しでも活かしていければと思います。

【武道の諸相】
(2007年第32回ジャパンウィークポーランド:剣道派遣員国際武道大学大矢稔氏著)
~省略~
9.結び
 武道は、武器などを用いて敵と戦う技術の淵源とし、長い歴史のなかで、日本独自の思想や技術体系をもって伝承され、現在では「人間を鍛錬する道」にまで昇華された日本の伝統文化である。武道は、切羽詰った極限状態における生死の課題を仮に想定し、対立関係にある相手との「心(気)技体」の競い合いをとおして、より高次元の技術や精神性を探求し続けてゆくことである。
 鍛錬する過程においては礼を重んじ、「自分の内なる心はどうであったか」「今度、どのようにすべきか」という内省作用を働かせつつ、よりよい在り方を求めて再び練磨する。このようにして鍛練的に修養しながら、よりよい自分の在り方を開発し創造し形成していく、これが武道である。

日本の伝統や文化、継承、忘れ去られようとしていることがないだろうか。
武道を通じて、もう一度日本を見直すことができると思う。


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