もう幾つ寝ると クリスマス
此の時期になると書棚から引っ張り出してくる絵本『さむがりやのサンタ』
福音館書店:世界傑作絵本シリーズの一冊です。
此の絵本は娘がまだ幼い頃、≪3時のお姉さん≫と慕っていたSさんから
クリスマスプレゼントに頂いた大事な宝物なのです。
KimitsukuがA市に住んでいた時に勤めていた市立図書館で
午前10時から午後3時まではKimitsuku、3時から夜8時まではSさん
二人が交替で図書貸し出しの業務をしていたのでした。
娘は小学校が終わるとランドセルを背負った侭、図書館へ直行し
≪3時のお姉さん≫と交替する母を待っていたものでした。
娘は今も優しかったSさんのことを、此の絵本と共に懐かしく思い出すようです。
絵本の作者は、イギリスの児童文学者でイラストレーターのレイモンド・ブリッグズ。
ちょっと気難しく寒がりのサンタさんが、「やれやれ、またクリスマスか」
「冬は嫌だよ、まったく」とブツブツ言いながら
トナカイの曳く橇にプレゼントを積み込んで雪のなか
子供たちへプレゼントを届ける様子が、実に楽しく描かれています。
今年はが遅い札幌ですが、大通公園は美しいイルミネーションで飾られて
すっかりクリスマス
準備が整いました。
さぁサンタさん、子供だけじゃなく皆が楽しみに
お待ちしていますよぉ~