毎週日曜日の『題名のない音楽会』を楽しみに観ています。
今日は、あの懐かしの昭和ポップスを、あの著名な作曲家が協奏曲にアレンジしたら‥というユニークな企画でした。
以前からクラシックやポップスやオペラなどのジャンルを超越した音楽が多くなり
何となく苦手だったクラシック音楽が親しみやすくなったように思います。
今回取り上げられたのは、第1章が山口百恵の「秋桜」をラフマニノフ風にチェロで‥
第2章は松田聖子の「風立ちぬ」をドビュッシー風に尺八で‥
第3章は小泉今日子の「木枯らしに抱かれて」をモーツァルト風にヴァイオリンで‥
それぞれのソロ奏者と東京フィルが上手く融合して非常に面白かったですね。
「秋桜」チェロ:宮田 大 「風立ちぬ」尺八:藤原 道山 「木枯らしに抱かれて」ヴァイオリン:南 紫音
第1章「秋桜」は、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」など憂愁を帯びたメロディと、さだまさしメロディが絶妙のハーモニーを奏でていました。
第2章「風立ちぬ」は、ドビュッシーの浮遊感漂うメロディを尺八で‥という驚きを見事に裏切ってくれました。実に素晴らしかったです。
そして第3章「木枯らしに抱かれて」は、如何にもモーツァルトらしい軽快で繊細な音の競演で『秋の協奏曲』エンディングを飾っていました。
🎵思い掛けないオモシロ企画のコラボレーション🎵 『題名のない音楽会』これからも楽しみです