
昨日ご紹介した2CELLOS 『Back to the Roots』の⑥曲目 Kol Nidrei「コル・ニドライ」が気になって調べて
みました。「コル・ニドライ」は、マックス・ブルックが作曲したチェロと管弦楽のための協奏的作品で、「コル・
ニドライ」とはヘブライ語で「神の日」を意味し、ユダヤ教の贖罪日に教会で歌われる聖歌を主題にしている
そうです。重厚なチェロの音色は心の奥深くまで沁み渡り、一度聴いたら忘れられない印象的な旋律です、
1881年の初演で好評を得て以降、ブルックの代表曲として多くのチェリストに愛奏されてきたとのこと。
前出の2CELLOSではルカ・スリッチが演奏していますが、巨匠パブロ・カザルスの他ミッシャ・マイスキーや
ジャクリーヌ・デ・プレなど数多くの動画が観られます。聴き比べてみるのも面白いかと…。

「Kol Nidrei」 ルカ・スリッチ

「Kol Nidrei」 ミッシャ・マイスキー

「Kol Nidrei」 パブロ・カザルス