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kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
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ロシア旅日記 part 2 『黄金の環巡り』 スズダリ 村にて

2015年07月14日 | 日記
                              
 初めてのロシア旅、目的は古都サンクトペテルブルクの街歩きです。今回いろいろなツアープランを
検討してH社に決めたのは、8日間の日程でサンクト滞在が3日間あるから…でした。正直モスクワに
興味なく、『黄金の環巡り』も、フ~ン何だかねぇ…って感じでしたが、イヤなかなか面白かったです。
『黄金の環』とはモスクワの北東に点在する古都群の名称で、古くからロシア教会における精神文化が
形成された地域と重要視されているとか。スズダリもそのうちの一つで、蛇行する川に沿って幾つかの
修道院や朽ち果てた古い建造物が残っていました。人口1万人の小さな村に教会が30数カ所だそう。
 この古い木造の教会は、時が止まった侭、静かに佇んでいるようでした。
                
 赤いレンガ造りの古い教会 朝日を浴びて堂々たる風格でした。現役の教会と見えて周囲は綺麗に
整えられ、まるで子供の頃に読んだ童話に出てきたようなメルヘンチックな姿でした。 
                                 
 夕食を頂いたレストランにて、民族衣装のマダムと現地ガイドのマリアさん 
ふたりとも「おもてなし精神」いっぱいの笑顔。夏休みで帰省中の娘さんもママを手伝い、忙しそうに
キッチンとテーブルを行き来して、お料理を配ってくれました。  
                
 この日のメニューは、フレッシュサラダ(キャベツ・トマト・胡瓜・パプリカ・クルトン)、ロールキャベツ、
ピクルス、ピロシキ。飲み物はスズダリ名産のナナカマド酒。アルコール度25%の甘いリキュール。
自宅用に一本お買い上げ、500ルーブル(1500円)なり。
                
 宿泊したホテル前の、ロシアン・アンティークと書かれた店の父と息子。店先の古いアイロンに目を
止めた私を見て手招きしてくれました。日本人と分かると片隅に積んであった雑誌のページを捲って
日露戦争当時の写真を指し示し、「オオヤマ」「トーゴー」など軍服姿の写真や、爆撃された軍艦など
一生懸命に教えてくれます。可愛い男児も興味ありそうな顔で話を聞いていました。年齢を尋ねると
ひと言「テン…」と。床に置いてある箱は昔の金庫らしく、古い紙幣を入れる仕草が、とても愛らしい。
 この可愛い子も、そのうちパパに似てウォッカ好きのロシア男になるんかい… 時よ止まれぇ~




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