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kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

年の暮れ

2013年12月25日 | 日記
                

     隔てゆく 世々の面影 かきくらし 雪と降りぬる 年の暮れかな

                                     …新古今集 藤原俊成女…

                         
 今年も残り僅かになりました。この時季になると心に想い浮かぶ、新古今集の和歌一首
…過ぎ去った様々な想いを振り返ると甦るあのことこのこと、そのすべてを覆い包むように白い雪が
舞い落ちる年の暮れ…、平安女性の情念のようなものを感じさせて好きな歌です。
この雪は晴れ渡る明るい空から降っているのか、それとも夜の暗い空から降っているのか…なんて
想像するだけでも楽しいことです。
                        
 札幌は積雪20センチ、ホワイト・イルミネーションが美しく映える年の暮れを迎えました。
この一年間、拙いお喋りブログにお付き合い頂き有難うございました。心より感謝いたします。
 どうぞ良いお年をお迎え下さいませ そして来年も宜しくお願いいたします。
                 
コメント (2)
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