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kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

海外テレビが伝える日本の文化

2012年02月03日 | 日記
            
 昨夜たまたま入れたTVで、『ザ・ヤクザ』というアメリカ映画をやっていた。
もしや…の想像通り、2005年モロッコで放映されていた高倉健の任侠映画。
フランスTVチャンネルの腱さんは、流暢なフランス語を話していた。
 監督はシドニー・ポラック、共演はロバート・ミッチャム。日米ふたりの男の
義理と人情をテーマに、ジャパニーズ・ヤクザの美学…を描いていた。
 その当時モロッコでは日本人=ヤクザのイメージだったようで、街で出会う
子供たちが観光中の日本人を指差し、「ヤクザ~」と囃し立ててきた。
昨夜の映画を見ると、若くて腕の立つ健さんは実に格好良く、アラブ少年の
心を掴んでいたらしい。フランスTVでは、「キャンディ・キャンディ」だったか
日本アニメも多く放映されるとか聞いた。
 2007年に訪れたイランでは『おしん』ドラマが大人気で、人々が如何にも興味
ありげに、『おしん』の国から来たkimitsukuたちを観察していた。
中には直接『おしん』と呼びかけて来て、一緒に写真を撮りたがったり…。
 厳格なイスラム国家のイメージとは反する親しげな市民に驚いたが、これも
TV番組・日本文化を通して培われた友好関係だったのだろう。
トルコやポルトガルでも、日本の文化・科学技術は尊敬の対象になっていた。
 最近の世界経済情勢は厳しいものがあるが、こんな場合だからこそ違う形で
何らかの社会貢献が出来るだろう。震災にも原発事故にも不況にも負けない、
日本の底力を示す良い機会かもしれない。
コメント
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