桃の節句の由来

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昨日は桃の節句でした。わが家ではちらし寿司と日本酒でささやかなお祝いをしました。（と言ってもわが子は息子なのですが．．．）
１日遅いのでタイムリーではありませんが、実は桃の節句は漢方とも深い関係があります。桃の実の大きい種の中心にあるアーモンドのような種を漢方では桃仁（とうにん）として用います。これは漢方でいう瘀血（おけつ）を除く働きがあり、昔から女性の血の道症と呼ばれる症状の改善に用いられて来ました。
体内に瘀血が多いと月経前・中などにイライラや精神不安が昂じるほか、月経不順や月経痛、不妊症の原因の一つにもなりますので、桃の節句とは女の子の健やかな成長と共に女性として健康な生活を送れるようにとの願いを込めた年中行事でもあるのです。
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