ママちゃんへの道

モニョモニョくんとの未知なる世界

変身

2011-07-06 12:11:57 | モニョモニョくん
           
    
        
4月に10ヶ月間通った音楽教室から個人のピアノの先生に変わってから3ヶ月ちょっと。

安物だけれども電子ピアノを買ったり、わざわざ新しい先生にお願いするにあたっては、すぐに辞めてしまうことも出来ないよ。としつこ~く念を押しましたが、さすがに自分で「やる。小学生になってもやる。」と宣言しただけあって、毎日少しずつではありますが、嫌がることなく家でもレッスンをしています。

モニョさんが多少のことをしてもド~ン!と受け止めて下さる器の大きな良い先生にも恵まれて、臨機応変&柔軟に対応して下さっているので、母としてもとても安心です。そしてとにかく良く褒めて下さるっっ!!楽譜通りに弾かずに、自分好みにアレンジして弾いてしまっても、先生がつけて下さった伴奏の和音をわざわざ変えて、この方が良いと思う!と逆に先生に聞かせたりしても、指番号の効率の悪さを指摘しても、「モニョくんはとってもお耳が良いわ~♪こういう子はね、楽譜にとらわれずにある程度自由に弾かせてあげるのも大事!」と言って下さったり、帰り際のご挨拶も「さよオナラ♪」と先生に向けてお尻を突き出してニヤニヤしてても、「はい♪さよオナラ♪いいわよ~。先生、何回でも何百回でも聞いてあげるわよ~。こういうのはね、はしかと一緒なの!このくらいの年齢の時にいっぱい言って免疫つけておかなきゃね!」と返して下さったり、本当に有り難い限りです。


そんなピアノ生活。まだまだ難しいことも出来ないし、一回一回あーだこーだと言っては練習に時間がかかったりもするのですが、最近やっとちょっと音楽らしくなってきて、自分でも嬉しいみたい。特に歌えるような曲だと楽しいようで、意外にも積極的に挑んでいたりもします。

先週と今週の課題の中に「メリーさんのひつじ」があるのですが、先週はハ長調、今週はト長調になっています。昨日練習中にいきなり頭の上にピカッとひらめいた瞬間があって、今までやったことのあるハ長調の曲を次から次へとト長調に変えて弾き始めました。先生に説明してもらったのかと思っていたのですが、どうもそうでもないみたいで、「お母さん、これも変身できるよっ♪」「たのしー!もっとしたい!」とクイズでも解くかのように夢中で「曲の変身」を楽しんでいました。しかも、そこまで考えてやっている感じでもなく一発で弾いてしまうことが多く、「どうやってんの???」と聞くと、「え?ここ(ソ)がドだとしたらこうかな?って思って。」と的確な回答。はぁ、ごもっともで。「それって、先生が教えてくれたの?」と聞くと、「ううん、モニョくんが今思った。」だそうです。


母も人並みにピアノは年数だけはしましたが、そんなことこれまでの人生で思ったことは一度もありませんでしたよ。向いている人、向いてない人の違いってコレね・・・。


そして相変わらず子供の頭ってすごい。柔らかくてえぇのお~。