ママちゃんへの道

モニョモニョくんとの未知なる世界

文字

2009-11-24 10:37:13 | モニョモニョくん
今まで、あの本()のおかげで知らぬ間に平仮名を覚え、目につく文字があると一文字一文字読んでみたりしていましたが、最近ではゆっくりではあれどある程度まとめて文字を読めるようになってきたようで、車に乗っていたりすると窓から見えるあちこちの看板を自分で読んでは「く・す・り。お母さん!薬屋さんだよ♪」とか「く・り・ま・ん・じゅ・う。栗まんじゅう売ってるんだって♪」など、お出かけのたびに、自分で読んで分かる喜びを見つけてはとても楽しそうにしていました。

しかし、いくらできるようになっても、自分では本をなかなか読もうとはしません。赤ちゃんの頃に読んでいた簡単な本なら読めるはずなのですが。

ま。かといって、さして働きかけをする気もなく・・・。


そんなこの頃、幼稚園の後にご近所のお友達のお家に遊びに行くというのがはやっていて、毎日のように3家が持ち回りで子供達だけでお邪魔させてもらい、おやつを含めて一時間半ほど、それぞれのお家でみんなで遊ぶ。というのが続いています。幼稚園入園前からのおつきあいで気心もしれているし、なによりどの家も自宅から見えるまさご近所さんなので、万が一何かあっても安心。子供達だけで遊びに行くという、この時期には貴重で意味のある機会を持たせてもらえるこの恵まれた環境を本当に有り難く思っています。

さてさて、モニョくん意外は一つお兄さんとお姉さんの二人のお友達。一緒に遊ぶといっても遊びもやっぱり少し高度で、我が家に来てくれた時にまず始まったのは「かるた」。なんの疑問も感じることなく、年中さんの男の子が読む役をやる~。と言ってくれたので、子供達だけで遊ばせておいたら、これが初めて見るかるたなはずなのに、上手いコト読むんです。取る役の他の二人も上手に取り合って、かるたも3人で遊べていました。

年少さんのモニョさんしか普段見ていない私は、へぇー♪と関心。実は子供達だけでこんなこともできるのねぇ~。と普段気がつかないことに気がつけるのも、この遊びにきてもらうことの良いところ。あんまり関心したので、お友達が帰ってから「○○くん、上手にかるた読んでたねぇ~。年中さんになるとあんなこともできるんだねぇ~。」と何気なく話すと、夜お風呂に入る前にせっせとかるたを並べだす年少さんが約一名。


        「モニョくん、読む役やるから。お母さん取る人ね。」


どうも、思いがけず闘志に火をつけてしまったようです。

最初はたどたどしいながらも、かるたを顔に近づけて首をかしげながら、時々日本語とは思えない音を発しながらも一生懸命読む姿は何だか頼もしいものがありました。時間は相当かかりましたが、枚数読むうちにどんどん読み方も滑らかになってきて、結局最後まで読み切って見事かるた終了。なかなかヤルじゃん♪と思うとともに、お友達の刺激って本当に大事だなぁ。とつくづく思いました。そしてあの本()も。

その晩からは時々本も自分で読むようになっています。きっかけと自信が必要だったのかもしれません。

それから、なんと自分の名前が書ける様になりました。それも急に。何かを思い立ったようにモソモソ紙を出してきて、何やら書き始めたので見ていると、出来上がったのはモニョさんのフルネーム。自信がない文字になるとあの本()を出してきては確認し、じっくり見ながら書いていました。


ありがとう、あの本。(



からだのふしぎ

2009-11-24 10:35:30 | モニョモニョくん
モニョさま、4歳と一ヶ月。現在からだに興味あり。

なにせお尻やおっぱいの大好きな幼稚園児ですから、その言葉を聞いただけでもウヒャヒャヒャっっ。と意味なく嬉しそうにウケまくるのが常なのですが、最近ではこんななぞなぞをニヤニヤしながら私に出してきたりもします。


      「女の子がおしっこするところはどこでしょう~か?」
      「男の子がおしっこするところはどこでしょう~か?」



むむっ・・・えーとえーと。とちょっとだけ困った私を見てウヒヒヒヒ~~~~♪と大喜び。


         「答えはトイレだよ~だっ♪」



くっそぉーやられた。と思う事しばしば。(ちなみにこのなぞなぞ、パパさんには普通に正解されてました。キミたち頭の構造一緒?それとも私のガードが甘いのか??)


からだに興味があるというのは、こういうことだけではなく、体の仕組みや働きなども前にもまして気になるようです。当然、図鑑も大好き。図書館に行くと、必ず2冊ぐらいは体の不思議の本を自分で選んできます。


           

中でもお気に入りなのがこのフレーベル館NATURAの「ひとのからだ」。中身に絵も多く良く分かるので気に入っているというのもあるのだと思いますが、一番の魅力は最初の見開きにある男の子と女の子の裸の図と、ビヨ~~~ンと伸びるほぼ実物大の男の子の全身内蔵イラスト。これが好きで好きでたまらないようです。この図鑑もそんなに好きなら買ってあげたら・・?と思うほど何度も何度も図書館で借りてきているのですが、暇さえあれば、この見開きとビヨ~~~~ンとのばすページを見てはウフフ♪イヒヒ♪オホホ♪としていて、ひどい時には勝手にパンツを脱いでしまったりして、自分のちっちゃいチン○ンとじっくり見比べてみたり、裸ん坊になってビヨ~~~ンと伸びた内蔵くんと並んで寝転んだりしています。(図書館の方々、町の皆様、本は大切に扱っておりますのでご安心を

そんなモニョさん、ある日気がついたらこんなことになってました↓
 

         


何してんの??


        


一体何してんの??


今写真のデータを見てみたら、これはなんと8月の終わりに撮ったもの。今の寒い時期ならそこまで不自然でもない光景ですが、クソ暑い中、毛布をすっぽり被って、一体何事??と思って聞いて事情を聞いてみると、


         「こっそり隠れてじっくり見たいのっ。」


とのこと。どうしてこっそり隠れるの?と聞くと、


         「・・・だって・・・恥ずかしいんだもん。」



ですって。気持ちは思春期の男子と同じなのね。と10年先の姿を見たようで母しばし小ショック。でも、自分の体に興味をもつというのはとても自然なことなのかもしれません。

この他にも断然お世話になっている加古里子さんのからだ関係の本、「かこさとし からだの本 全10巻」(童心社)や「はははのはなし」や「ほね」「ちのはなし」「おへそのひみつ」などの「かがくのとも傑作集ーわくわくにんげん」(福音館書店)など、からだの本を好んで読み、ふ~ん。と思うのが好きなようです。

このからだ好きは本だけにとどまらず、実際の映像としてテレビで見るのも好きで「密着追跡!神の手を持つ医師」とか「スーパードクター24時!!」みたいな番組が大好きで、ドラマでも医者もののストーリーはきまって「見たい。」と見ています。特にドキュメンタリーの医者追跡番組は、私でも見ると「うぅっグロい・・・・。」と思って目をそらしてしまうような術部のアップでも、「おお!!お母さん、これが”ヘルニア”だって!うわっ、わっ、汁が出てきた出てきた。見て~お母さ~ん。すごいよ~。」と食いつく様に前のめりで見ていたり、MRIなどの検査装置なども、「これは何しているの?お父さんはやったことあるの?」と聞いてきたり、大好きな「病院屋さんごっこ」をする時には、本当にそれらしくエコーをあてて検査するような真似をして、別の角度にある(という設定の)画面を見ながらマウスを動かすようなそぶりをしつつ、「あぁ~そうでうすね~、ここがこうなってますね~。」カチカチッとしてみたり、”検査前”には「冷たいのを塗ります。」とご丁寧にジェルも塗ってくれたりして芸が細かくなんだかオモロいです。

ちなみにこの「病院屋さんごっこ」。突然始まるので、うっかりうかつに気をぬいてゴロ~ンと寝そべってテレビなんかを見てたりすると、自分のハーフケットを持ってきて私のお腹にかけるので「あ♪モニョくんありがとね~。」なーんてのんきなことを言っていると、

「はい、じゃぁ始めますね。あー、これは大変なことになっています。すぐにスプーンとフォークでお腹をほじくらなければなりません。」


と言われたりします。


・・・・「ほじくる?」


そうです、あんなにも「神の手」の鮮やかな手術シーンを繰り返し見ているのに、あれはどうも『スプーンとフォークでお腹をほじくっている』と思っているようです・・・。スーパー医師への道、遠しっ