今まで、あの本(*)のおかげで知らぬ間に平仮名を覚え、目につく文字があると一文字一文字読んでみたりしていましたが、最近ではゆっくりではあれどある程度まとめて文字を読めるようになってきたようで、車に乗っていたりすると窓から見えるあちこちの看板を自分で読んでは「く・す・り。お母さん!薬屋さんだよ♪」とか「く・り・ま・ん・じゅ・う。栗まんじゅう売ってるんだって♪」など、お出かけのたびに、自分で読んで分かる喜びを見つけてはとても楽しそうにしていました。
しかし、いくらできるようになっても、自分では本をなかなか読もうとはしません。赤ちゃんの頃に読んでいた簡単な本なら読めるはずなのですが。
ま。かといって、さして働きかけをする気もなく・・・。
そんなこの頃、幼稚園の後にご近所のお友達のお家に遊びに行くというのがはやっていて、毎日のように3家が持ち回りで子供達だけでお邪魔させてもらい、おやつを含めて一時間半ほど、それぞれのお家でみんなで遊ぶ。というのが続いています。幼稚園入園前からのおつきあいで気心もしれているし、なによりどの家も自宅から見えるまさご近所さんなので、万が一何かあっても安心。子供達だけで遊びに行くという、この時期には貴重で意味のある機会を持たせてもらえるこの恵まれた環境を本当に有り難く思っています。
さてさて、モニョくん意外は一つお兄さんとお姉さんの二人のお友達。一緒に遊ぶといっても遊びもやっぱり少し高度で、我が家に来てくれた時にまず始まったのは「かるた」。なんの疑問も感じることなく、年中さんの男の子が読む役をやる~。と言ってくれたので、子供達だけで遊ばせておいたら、これが初めて見るかるたなはずなのに、上手いコト読むんです。取る役の他の二人も上手に取り合って、かるたも3人で遊べていました。
年少さんのモニョさんしか普段見ていない私は、へぇー♪と関心。実は子供達だけでこんなこともできるのねぇ~。と普段気がつかないことに気がつけるのも、この遊びにきてもらうことの良いところ。あんまり関心したので、お友達が帰ってから「○○くん、上手にかるた読んでたねぇ~。年中さんになるとあんなこともできるんだねぇ~。」と何気なく話すと、夜お風呂に入る前にせっせとかるたを並べだす年少さんが約一名。
「モニョくん、読む役やるから。お母さん取る人ね。」
どうも、思いがけず闘志に火をつけてしまったようです。
最初はたどたどしいながらも、かるたを顔に近づけて首をかしげながら、時々日本語とは思えない音を発しながらも一生懸命読む姿は何だか頼もしいものがありました。時間は相当かかりましたが、枚数読むうちにどんどん読み方も滑らかになってきて、結局最後まで読み切って見事かるた終了。なかなかヤルじゃん♪と思うとともに、お友達の刺激って本当に大事だなぁ。とつくづく思いました。そしてあの本(*)も。
その晩からは時々本も自分で読むようになっています。きっかけと自信が必要だったのかもしれません。
それから、なんと自分の名前が書ける様になりました。それも急に。何かを思い立ったようにモソモソ紙を出してきて、何やら書き始めたので見ていると、出来上がったのはモニョさんのフルネーム。自信がない文字になるとあの本(*)を出してきては確認し、じっくり見ながら書いていました。
ありがとう、あの本。(*)
しかし、いくらできるようになっても、自分では本をなかなか読もうとはしません。赤ちゃんの頃に読んでいた簡単な本なら読めるはずなのですが。
ま。かといって、さして働きかけをする気もなく・・・。
そんなこの頃、幼稚園の後にご近所のお友達のお家に遊びに行くというのがはやっていて、毎日のように3家が持ち回りで子供達だけでお邪魔させてもらい、おやつを含めて一時間半ほど、それぞれのお家でみんなで遊ぶ。というのが続いています。幼稚園入園前からのおつきあいで気心もしれているし、なによりどの家も自宅から見えるまさご近所さんなので、万が一何かあっても安心。子供達だけで遊びに行くという、この時期には貴重で意味のある機会を持たせてもらえるこの恵まれた環境を本当に有り難く思っています。
さてさて、モニョくん意外は一つお兄さんとお姉さんの二人のお友達。一緒に遊ぶといっても遊びもやっぱり少し高度で、我が家に来てくれた時にまず始まったのは「かるた」。なんの疑問も感じることなく、年中さんの男の子が読む役をやる~。と言ってくれたので、子供達だけで遊ばせておいたら、これが初めて見るかるたなはずなのに、上手いコト読むんです。取る役の他の二人も上手に取り合って、かるたも3人で遊べていました。
年少さんのモニョさんしか普段見ていない私は、へぇー♪と関心。実は子供達だけでこんなこともできるのねぇ~。と普段気がつかないことに気がつけるのも、この遊びにきてもらうことの良いところ。あんまり関心したので、お友達が帰ってから「○○くん、上手にかるた読んでたねぇ~。年中さんになるとあんなこともできるんだねぇ~。」と何気なく話すと、夜お風呂に入る前にせっせとかるたを並べだす年少さんが約一名。
「モニョくん、読む役やるから。お母さん取る人ね。」
どうも、思いがけず闘志に火をつけてしまったようです。
最初はたどたどしいながらも、かるたを顔に近づけて首をかしげながら、時々日本語とは思えない音を発しながらも一生懸命読む姿は何だか頼もしいものがありました。時間は相当かかりましたが、枚数読むうちにどんどん読み方も滑らかになってきて、結局最後まで読み切って見事かるた終了。なかなかヤルじゃん♪と思うとともに、お友達の刺激って本当に大事だなぁ。とつくづく思いました。そしてあの本(*)も。
その晩からは時々本も自分で読むようになっています。きっかけと自信が必要だったのかもしれません。
それから、なんと自分の名前が書ける様になりました。それも急に。何かを思い立ったようにモソモソ紙を出してきて、何やら書き始めたので見ていると、出来上がったのはモニョさんのフルネーム。自信がない文字になるとあの本(*)を出してきては確認し、じっくり見ながら書いていました。
ありがとう、あの本。(*)