Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

TOSS授業技量検定システム全国巡回セミナー青森 3

2011-08-19 22:53:41 | 教師修業
 検定の結果は次の通りである。
 また,前回の点数とも比較してみる。

                     前回  今回
 授業の始まり(1分程度)         11.5   13
 子どもへの目線              7.5   7.5
 声の明るさ,さわやかさ          8    7
 子どもへの対応,応答           7.5   7.5
 指示発問の明確さ             7.5   7.5
 授業の流れ,リズム            9.5   12.5
 単元としての授業の組み立ての明確さ    9    9
 合計                  60.5   64
 認定級                 14    14

 前回と比べて「授業の始まり」が1.5点,「授業の流れ,リズム」が3点伸びている。

 20点満点で配点の大きなところは,今回は特に意識して授業をつくった。
 だから,この2項目で点数が伸びたのは嬉しいことである。

 下がったのは「声の明るさ,さわやかさ」である。
 ここが下がったのは想定外であった。
 何が原因であったのかをしっかり分析しなくてはならない。

 問題なのは「単元としての授業の組み立ての明確さ」である。
 前回同様9点,10店満点に換算すれば4.5点である。
 C表を突破するには70点を取って12級にならなければならない。
 7割の点数を取るべきところで4割5分しか取れない「単元としての組み立て」は大きな課題である。
 「単元としての組み立て」とは何なのかを,もう一度勉強し直す必要がある。
 ここを何とかしない限り,C表突破など見えてこない。

 今回は昇級ならなかった。
 しかし,これは決して失敗ではない。
 昇級への道が困難なだけである。
 失敗と困難は違う。

 登山では頂上が近付くほど苦しさも増す。
 困難が増すのである。
 これも同じである。
 成功に近づけば近づくほど,困難が増すのである。