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修業の時計を止めない教師でありたいです。

TOSS授業技量検定システム全国巡回セミナー青森 1

2011-08-17 22:50:04 | 教師修業
 8月14日,「TOSS授業技量検定システム全国巡回セミナー青森」が青森県観光物産館アスパムで行われた。
 D表からA表まで38名もの受検者がおり,100名近い参加者であった。

 私はC表検定を受検した。
 授業内容は「ダブルダッチは誰でもできる」である。
 事前に送った指導案とは,ガラッと組み立てを変えて行った。
 次のような展開である。

(1) かぶり縄くぐり抜け
(2) かぶり縄1回跳び
(3) かぶり縄屈曲跳び
(4) むかえ縄三角回し跳び
(5) むかえ縄1回跳び
(6) ダブルダッチ1回跳び
(7) ダブルダッチ2回跳び
(8) ダブルダッチ3回跳び

 指導案にあった遮断機,大波小波は,これはできるものであるという前提でカットした。

 会議室で行う体育である。
 無理を言って会場の後方にスペースを設定していただいた。
 そこにマーカーコーン,ケンステップ,ロープを置いて,場の設定をした。

 名前を呼ばれ,いよいよ出番である。
 緊張感はあまりなく,平常心で授業に臨むことができた。

 初めに子役8名の募集を行った。
 「長縄のかぶり縄を跳べる方」ということで募集した。
 できれば女性の先生にも入っていただきたかったが,全員男性であった。

 「集合!ダブルダッチをします。自身がある人?ない人?
 大丈夫です。きっとほとんどの人が跳べるようになります」
 これが第一声であった。

 参加者は全員自信がない方に挙手した。
 それでも「大丈夫」と私が言い切ったのは,決して大げさに言ったのではなく,跳ばせる自信があったからである。

 岡氏に縄を回していただき,かぶり縄くぐり抜けからスタートした。
 1人抜けるたびに,周囲の参観者から拍手が聞こえてきた。
 これは思いもよらぬ反応であった。
 「すごい」「うまい」「ナイス」と言葉を掛けていった。

 ほとんどの方が体験したことがないと思われる屈曲跳び。
 できると「おー」という声や拍手が聞こえてきた。
 会場全体の視線が集中してきているのを感じた。

 三角回しでは引っ掛かる方がいたが,私が「こういうときは“ドンマイ”です」というと,会場の方の中にも「ドンマイ」と声を掛ける方がいた。

 ダブルダッチの中核的技能となるむかえ縄1回跳びは個別評定するはずだったが,全員跳べたので評定は略した。 

 いよいよダブルダッチである。