体つくり運動の授業を行った。
初めに見通しを持たせるために,「今日行うのは,太鼓のリズムに合わせての準備運動,折り返しの運動,そしてターザンロープです」と示した。
見通しを示すことで,不安感を解消し,活動への期待を持つこともできる。
折り返しの運動とターザンロープというように,通常2つ以上の運動を1時間の授業の中で組み合わせて行うようにしている。
1つの運動だけで45分間行うと,5時間扱いなら当然ながら5回しか授業できない。
しかし,20分間で行えば20分×10回となり,長期間にわたって運動を取り上げることができ,体力や技能の向上がより期待できる。
また,同じ運動を45分間行うと,子どもはだれたり飽きたりしてしまうことがある。
複数の運動を取り上げることで,気分転換もできる。
まずは太鼓を使っての準備運動である。子どもたちにとっては初めての経験になる。
次のような運動を取り上げた。
・太鼓のリズムに合わせた走
・腕立て回り
・スキップ
・ブリッジ
・ギャロップ
・かえるの足打ち
・クマさん歩き
・かえるのダンス
・アザラシ
・壁登り倒立
慣れていない子どもたちは,仲良し同士で固まる傾向がある。
最初の走の運動でも,仲の良い友達とくっついて一緒に走っている子が多かった。
そこで,「友達のいないところに走ります」と何度か指示した。
さらに,太鼓を鳴らし終えて動きを止めたとき,「両手を広げてみなさい。友達とぶつからない人が合格です」と説明した。
こういった指示を繰り返して,固まって動く傾向は幾分解消された。
かえるの足打ちで,最高に打てたのはK君で5回であった。
示範させ,みんなで拍手をした。
「演示した子がいたら,拍手をする」というルールを子どもたちに入れたのである。
また,私が演じる下手な動きと比較させ,「K君の動きはどこがよいだろうか。先生との違いはどこだろうか」と発問した。
「スタートの姿勢が違う」「腰が伸びている」などのテクニカルポイントを発見させた。
発問して発見させ,それを試させてみるのである。
壁登り倒立でも,同様にして「手と手の間を見る」「つま先を壁につける」などのポイントを発見させた。
ポイントを見つけける前と後では,子どもたちの動きは明らかに違っていた。
向上的な変容が見られた。
初めに見通しを持たせるために,「今日行うのは,太鼓のリズムに合わせての準備運動,折り返しの運動,そしてターザンロープです」と示した。
見通しを示すことで,不安感を解消し,活動への期待を持つこともできる。
折り返しの運動とターザンロープというように,通常2つ以上の運動を1時間の授業の中で組み合わせて行うようにしている。
1つの運動だけで45分間行うと,5時間扱いなら当然ながら5回しか授業できない。
しかし,20分間で行えば20分×10回となり,長期間にわたって運動を取り上げることができ,体力や技能の向上がより期待できる。
また,同じ運動を45分間行うと,子どもはだれたり飽きたりしてしまうことがある。
複数の運動を取り上げることで,気分転換もできる。
まずは太鼓を使っての準備運動である。子どもたちにとっては初めての経験になる。
次のような運動を取り上げた。
・太鼓のリズムに合わせた走
・腕立て回り
・スキップ
・ブリッジ
・ギャロップ
・かえるの足打ち
・クマさん歩き
・かえるのダンス
・アザラシ
・壁登り倒立
慣れていない子どもたちは,仲良し同士で固まる傾向がある。
最初の走の運動でも,仲の良い友達とくっついて一緒に走っている子が多かった。
そこで,「友達のいないところに走ります」と何度か指示した。
さらに,太鼓を鳴らし終えて動きを止めたとき,「両手を広げてみなさい。友達とぶつからない人が合格です」と説明した。
こういった指示を繰り返して,固まって動く傾向は幾分解消された。
かえるの足打ちで,最高に打てたのはK君で5回であった。
示範させ,みんなで拍手をした。
「演示した子がいたら,拍手をする」というルールを子どもたちに入れたのである。
また,私が演じる下手な動きと比較させ,「K君の動きはどこがよいだろうか。先生との違いはどこだろうか」と発問した。
「スタートの姿勢が違う」「腰が伸びている」などのテクニカルポイントを発見させた。
発問して発見させ,それを試させてみるのである。
壁登り倒立でも,同様にして「手と手の間を見る」「つま先を壁につける」などのポイントを発見させた。
ポイントを見つけける前と後では,子どもたちの動きは明らかに違っていた。
向上的な変容が見られた。