今日,子どもたちが話し合ってまとめたチームの作戦は次の通りである。
○青空チーム:おとり作戦
○ファイヤーチーム:おとり作戦
○へびチーム:おとり作戦
○きりんチーム:3人ずつ2チームに分けて突破する
おとり作戦が多いが,それぞれのチームでおとりの方法が若干異なるのである。
授業後,指導主事からいただいた講評は,次の通りである。
・体育授業のモデルとなるような授業であった。
・本時のねらいとして「簡単な作戦を立てている」とあるが,十分に達成されていたと考えられる。
・「きまりを守り仲よく運動したり,勝敗を素直に認めたりしようとする」という態度面のねらいも,概ね達成されている。
・準備運動で,はやくゴールした子から先生にタッチするのがよい。温かさを感じた。
・体つくりの運動の場面で,2人組の活動を入れた。毎回別の子とペアを組ませており,仲間づくりへの配慮がされている。
・運動の内容や場に応じて,集合場所を変えているのがよい。
・子どもは太陽に背を向けた状態で話を聞いているので,まぶしくない。そういう点にも気を配って,集合位置を指示している点がよい。
・教師の言葉に無駄がない。必要なことを必要最小限の言葉で伝えているので,意味がよく通る。
・話し合い活動が取り入れられ,言語力育成の場面が設定されていた。体育科における言語活動のモデルとなる。
・作戦タイムでは,地面に図を書いてまで説明している。子どもたちは戦術をしっかりと練り上げていた。
・ホイッスルとリズム太鼓の使い分けを,教師がしっかりと意識していた。
・子どもの技能が優れていた。腰の重心が上がるトップ走と,重心が下がるフェイント走とを自然に切り替えていた。そういった技能が自然と身につく教材である。
・「うまくいった時の動きを参考にして,もう一度作戦を立てなさい。うまくいかなかったことは外しなさい」という指示はよい。作戦の成否を子どもたちなりにしっかりと検証することができる。
・緑チームはおとり作戦を使っていたが,誰がおとりになるかまでは考えていなかった。そこを詰めさせていけば,作戦の幅が広がったはずである。
・青チームの戦術は素晴らしい。Mさんがリーダー性を発揮して,話し合いでも中心的役割を果たしていた。
・安心して見ていられる授業であった。子ども同士のぶつかり合いも見られたが,大丈夫な状況である。大きなけがにつながるような状況ではない。
・「次回は守りの作戦も考えていきます」と,予告をしてまとめているのがよい。マンツーマンディフェンスや守備隊形を変化させることなどが考えられるだろう。
おたよりノートに,次回の守備の作戦について書かせてみた。
攻撃の作戦に比べ,多様な考えが出なかった。
◆次の守りの作戦は,一人一人守ってやるようにしたい。
あとは,イラストをかいて説明してきたのだが,R君は
◆2人で必ず1人は止めて,侵入を最小限に食い止める
という内容の作戦を考えていた。
この2つのほかは,「挟み撃ち」あるいは「おとり」と書いていた。
守備で「おとり」を使うというのは,どういうことなのだろうか。守備の意味をあまりよく理解しないで書いてしまっている可能性も否めない記述である。
○青空チーム:おとり作戦
○ファイヤーチーム:おとり作戦
○へびチーム:おとり作戦
○きりんチーム:3人ずつ2チームに分けて突破する
おとり作戦が多いが,それぞれのチームでおとりの方法が若干異なるのである。
授業後,指導主事からいただいた講評は,次の通りである。
・体育授業のモデルとなるような授業であった。
・本時のねらいとして「簡単な作戦を立てている」とあるが,十分に達成されていたと考えられる。
・「きまりを守り仲よく運動したり,勝敗を素直に認めたりしようとする」という態度面のねらいも,概ね達成されている。
・準備運動で,はやくゴールした子から先生にタッチするのがよい。温かさを感じた。
・体つくりの運動の場面で,2人組の活動を入れた。毎回別の子とペアを組ませており,仲間づくりへの配慮がされている。
・運動の内容や場に応じて,集合場所を変えているのがよい。
・子どもは太陽に背を向けた状態で話を聞いているので,まぶしくない。そういう点にも気を配って,集合位置を指示している点がよい。
・教師の言葉に無駄がない。必要なことを必要最小限の言葉で伝えているので,意味がよく通る。
・話し合い活動が取り入れられ,言語力育成の場面が設定されていた。体育科における言語活動のモデルとなる。
・作戦タイムでは,地面に図を書いてまで説明している。子どもたちは戦術をしっかりと練り上げていた。
・ホイッスルとリズム太鼓の使い分けを,教師がしっかりと意識していた。
・子どもの技能が優れていた。腰の重心が上がるトップ走と,重心が下がるフェイント走とを自然に切り替えていた。そういった技能が自然と身につく教材である。
・「うまくいった時の動きを参考にして,もう一度作戦を立てなさい。うまくいかなかったことは外しなさい」という指示はよい。作戦の成否を子どもたちなりにしっかりと検証することができる。
・緑チームはおとり作戦を使っていたが,誰がおとりになるかまでは考えていなかった。そこを詰めさせていけば,作戦の幅が広がったはずである。
・青チームの戦術は素晴らしい。Mさんがリーダー性を発揮して,話し合いでも中心的役割を果たしていた。
・安心して見ていられる授業であった。子ども同士のぶつかり合いも見られたが,大丈夫な状況である。大きなけがにつながるような状況ではない。
・「次回は守りの作戦も考えていきます」と,予告をしてまとめているのがよい。マンツーマンディフェンスや守備隊形を変化させることなどが考えられるだろう。
おたよりノートに,次回の守備の作戦について書かせてみた。
攻撃の作戦に比べ,多様な考えが出なかった。
◆次の守りの作戦は,一人一人守ってやるようにしたい。
あとは,イラストをかいて説明してきたのだが,R君は
◆2人で必ず1人は止めて,侵入を最小限に食い止める
という内容の作戦を考えていた。
この2つのほかは,「挟み撃ち」あるいは「おとり」と書いていた。
守備で「おとり」を使うというのは,どういうことなのだろうか。守備の意味をあまりよく理解しないで書いてしまっている可能性も否めない記述である。