9月15日,「第3回杜の都のTOSS体育セミナー2008」を開催した。参加者は事務局を含めて42名と,ますまずの盛会であった。
私は「リズムを合わせて長短とび」の模擬授業を行った。
前日に根本先生からいただいた指導をもとに,最初に短なわとびから行った。
前とび1回旋2跳躍,1回旋1跳躍,あやとび,後ろとび,二重とびを行った。
これにより,参加者が短なわとびには習熟していることが確認できた。
続いて,長なわとびである。
「8の字とびをします。連続20回跳べたら合格です」と指示したにもかかわらず,子役の先生方が行ったのは0の字とびであった。指示どおりに行っていないのだから,本来なら活動を止めるところであるが,今回はそのまま流してしまった。
この長なわとびには問題があったと思う。
ここで私が見なければならないのは,長なわとびができるかどうかではない。20回跳べるかどうかは,どうでもいいのである。
重要なのは,回し手である。回し手が跳び手に合わせてなわを回旋させることができるかということが,私の見るべきポイントだったのである。
回し手が技能を習得しているかどうかが,長短とびの成功に関わっているのである。
本当はグループに分けて,回し手を交代しながら長なわとびの練習をさせるべきだった。それなのに,授業では回し手の1人を私が行ってしまった。これは何の意味もない。
「みんなが短なわとびも長なわとびもできることが分かったので,今日は2つを組み合わせた新しい跳び方に挑戦します」と言って,長短とびに入った。
「どんな工夫をしたら,上手に跳べるだろうか」という場面で,次のような意見が出された。
(1)声を出して数える。
(2)中の人に合わせて外の人が回す。
(3)跳んでいる人の足の速さに合わせる。
(4)中の人が外の人を見る。
拡散的な発問であるから,様々な意見が出た。
ここから集中的な発問で絞り込んでいく。
特に問題は(2)と(4)とで,相反する意見が出ていることである。この2つを検証させた。
すると,案の定,どちらでもできるというグループもあった。
ここで前日に根本先生に教わった消去法を用いた。二重とびでの長短とびをさせたのである。これによって,(4)の意見はつぶされていった。
私は「リズムを合わせて長短とび」の模擬授業を行った。
前日に根本先生からいただいた指導をもとに,最初に短なわとびから行った。
前とび1回旋2跳躍,1回旋1跳躍,あやとび,後ろとび,二重とびを行った。
これにより,参加者が短なわとびには習熟していることが確認できた。
続いて,長なわとびである。
「8の字とびをします。連続20回跳べたら合格です」と指示したにもかかわらず,子役の先生方が行ったのは0の字とびであった。指示どおりに行っていないのだから,本来なら活動を止めるところであるが,今回はそのまま流してしまった。
この長なわとびには問題があったと思う。
ここで私が見なければならないのは,長なわとびができるかどうかではない。20回跳べるかどうかは,どうでもいいのである。
重要なのは,回し手である。回し手が跳び手に合わせてなわを回旋させることができるかということが,私の見るべきポイントだったのである。
回し手が技能を習得しているかどうかが,長短とびの成功に関わっているのである。
本当はグループに分けて,回し手を交代しながら長なわとびの練習をさせるべきだった。それなのに,授業では回し手の1人を私が行ってしまった。これは何の意味もない。
「みんなが短なわとびも長なわとびもできることが分かったので,今日は2つを組み合わせた新しい跳び方に挑戦します」と言って,長短とびに入った。
「どんな工夫をしたら,上手に跳べるだろうか」という場面で,次のような意見が出された。
(1)声を出して数える。
(2)中の人に合わせて外の人が回す。
(3)跳んでいる人の足の速さに合わせる。
(4)中の人が外の人を見る。
拡散的な発問であるから,様々な意見が出た。
ここから集中的な発問で絞り込んでいく。
特に問題は(2)と(4)とで,相反する意見が出ていることである。この2つを検証させた。
すると,案の定,どちらでもできるというグループもあった。
ここで前日に根本先生に教わった消去法を用いた。二重とびでの長短とびをさせたのである。これによって,(4)の意見はつぶされていった。