一身二生 「65年の人生と、これからの20年の人生をべつの形で生きてみたい。」

「一身にして二生を経るが如く、一人にして両身あるが如し」

菊水 純米酒「節五郎元禄酒」

2012年10月28日 | 

菊水「節五郎元禄酒」より

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元禄と言えば、江戸時代中期のはじめ、町人文化が発達した時代で、松尾芭蕉、井原西鶴、近松門左衛門などの名前がすぐ浮かんできます。

が、食文化の発展もめざましく、鯉のあらい、うなぎの蒲焼、いかや貝類の焼物は言うに及ばず、高野豆腐ほかさまざなな野菜類の煮物、吸物が登場しました。また、柚子や山椒などの香辛料も食膳に顔を見せています。料理に砂糖が使われるようになったのもこの時代です。

酒も、室町時代に奈良の僧坊で現代の酒造りの原型がつくられてから、江戸時代に入ると摂津の池田、伊丹、灘で清酒が造られるようになり、江戸へも大量の酒が送られて、酒文化も多様に花開きました。