再び原点回帰なり!

未熟なビジネスマンの心のつぶやき

先輩企業家の教え

2008-10-18 16:08:22 | チャット

今週、久しぶりに私が尊敬するベンチャー企業家にお会いする機会を得た。

その方は、私よりも御歳は一回りどころか、今年、古希(70歳)とのことで、大大先輩である。また、経営者としての経験と実績も大変なものがある方である。

すでに創業されて10年が経過し、やっと事業も軌道に乗ってきたようである。いつも大変にお元気で、いよいよこれからが本番と上場を目指されており、その熱いエネルギーと同時に冷静でブレない考え方には、いつも感心させられる。

お話の中で、その会社のおもしろい習慣を聞いた。役員がそれぞれ1か月交代で事務所の神棚を毎早朝にしつらえるのだそうである。毎日ただ淡々と同じことを繰り返すことによって、徐々に気持が透明になり落ち着いてくるそうである。

歌舞伎の玉三郎や野球のイチローも、テレビ番組で同じようなことを言っていた。舞台のある日に楽屋に入る時、試合のある日に球場に入る時、それぞれに自分のかたち・形・型があり、それを淡々と繰り返しながら、自分の気持ちを高めていく。

自分の「かた」を持ったビジネスパーソン、そして、自分自身の気持ちを自らコントロールすることができること、それがプロフェッショナルの必要条件なのであろう。