再び原点回帰なり!

未熟なビジネスマンの心のつぶやき

国民の質が問われる参院選

2010-06-19 09:39:47 | チャット

民主党政権の中での総理交代により、支持率が持ち直しており、711日の参議院選挙で民主党政権に対する国民の意志が示されることとなった。

ただ参院選は、制度上政権交代を問う選挙ではなく、仮に民主党が大敗しても、現政権の体制維持は理論上可能である。もし、そうなれば、再び衆参の「ねじれ状態」となり、ますます何も進まなくなるであろう。

ここは国民のある意味良識が問われるところ。日本国が今置かれた現状認識に基づくなんらかの危機感あれば、さまざまな政策に基づく施策の実行ができないことが、どれほど国益を害することかを冷静に見なければならないのではないか。

ここ数年の日本の政治状況は、マスコミの責任も大きいが、ワイドショー化しており、首相や大臣もアイドルとあまり差がないような取扱いになっている。実に憂慮すべき状態である。

前回の衆院選で、われわれは政権交代を望み、それに大きな期待を寄せた。その期待が大きかっただけに、この8ヶ月間の民主党政権には、正直言って相当失望させられた。しかしながら、だからと言って、この参院選で民主党を勝たせないと、ますますこの国の政治状況は悪化していくのではないか。

もう一度だけ、チャンスを与えるという度量があってもいいと思う。そして、今度こそ、前内閣と同様に失望という結果になれば、次回の衆院選にて政権交代を選択すればいいのである。

今回の参院選こそ、単なる雰囲気や人気投票的でない、日本国民の質が問われる試金石なのではないだろうか。


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