稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

真弓山長弓寺と真弓塚

2020年05月18日 | 旅行や街角メモリー
家の近所の歴史的なことを調べるのがマイブームで、
神武天皇聖蹟鵄邑顕彰碑に初めて気がついて行ったのであるが、
その神武天皇聖蹟鵄邑顕彰碑の北500mほどに長弓寺というお寺がある。

すぐ横の道はバイクで何度か通ったことがあるが参拝はしたことが無い。
ということで、ことのついでに訪問してみた。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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長弓寺(ちょうきゅうじ)は奈良県生駒市上町にある真言律宗の寺院。山号は真弓山。本尊は十一面観音。開山は行基と伝える。国宝の本堂は鎌倉時代の密教仏堂の代表作として知られる。
長弓寺の創建についてはいくつかの説があり、定説を見ない。『長弓寺縁起』によると神亀5年(728年)、鳥見郷の豪族である小野真弓長弓(おののまゆみたけゆみ)が聖武天皇]に随行して狩りに出た。同行していた長弓の息子・長麻呂が不思議な鳥が飛び立つのを見て矢を放ったところ矢は誤って長弓に当たってしまい、長弓は亡くなってしまった。不運な長弓父子を哀れんだ聖武天皇は僧・行基に命じて一寺を建立させた。行基は十一面観音像を安置してこれを本尊としたという。十一面観音像の頭頂には仏面が乗っているが、これは聖武天皇の弓を刻んだものだという。なお「鳥見(登美)」は長弓寺の位置する生駒山東麓を指す古い地名で、神武天皇東征神話にも登場する。現在の奈良市西部から生駒市にあたる。
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この近くは生駒市真弓という地名であり、わが登美ヶ丘と同じように歴史的な名前を付けた地名であることがわかった。
いい加減に「〇〇ヶ丘」とか付けた地名で無いことがわかって嬉しくなる。


(長弓寺の前にバイクを停める)


(バイクだと、どんなとこにも入っていけるので散策には重宝する)


(長弓寺本堂の左右のひさしの張り出しが見事である)

地図を見てると長弓寺の東700mに「真弓塚」の表示がある。目印は給水塔。
給水塔の横の階段を上ると見晴らしが良く、少し右手の木立ちの中に真弓塚があった。



ええ古都ならのサイトに説明文があった。
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小野真弓長弓(おののまゆみたけゆみ)の墓といわれる塚。真弓長弓は富雄の豪族で、息子の長麻呂を連れて聖武天皇の鳥狩に従っていたところ、運悪く長麻呂の射た矢に当たり、命を落としてしまう。その墓が当地に造られたとの伝承が残っている。また、真弓長弓の墓とする説のほかに弓を埋めたとする説もある。真弓塚は聖武天皇が真弓長弓の冥福を祈るために建立した長弓寺の飛び地境内であり、寺ゆかりの地と考えられている。
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ええ古都なら
http://www.nantokanko.jp/

これは面白いサイトを見つけた。

ネットが無かった頃は、知らないことは自分の国語辞典か、
家にあった現代用語の基礎知識と百科事典で調べるしかなかった。
学校の図書館で調べる手もあったが、そんな面倒なことはしなかった。
今は、わからなければすぐに調べられるすこぶる便利で興味が尽きない時代である。
本当にありがたい時代である。


(真弓塚の階段上から生駒山を望む)

繁忙期なので、なかなか充分な時間が取れない。
まだまだ近所には行きたいが行けてない場所が多い。
おいおい廻ってみようと思う。
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