稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

大和郡山の石木トンネル

2020年11月03日 | 旅行や街角メモリー
奈良市の南には隣接した大和郡山市がある。
ここには高校時代からの古い友人がいて、先日頼まれものを持っていった。
(竹刀無い?って聞かれたので、使い古しの竹刀と木刀をプレゼントしに行ったのだ)

昔から通い慣れた道、富雄川沿いを下って南に下りる。
登彌神社から古い街並みを抜けて給水塔の脇を通っていく。
高校時代から通い慣れた道・・・のはずだった。

もうすぐ登彌神社の前を通る狭い道だな。
混んでいなければいいなあ・・と思っていた。

すると見慣れぬ道路案内が見えた。



真っ直ぐ行こうと思ったら、大和郡山市街は左とあった。

あれ?こんな道出来たんかな?
それにしても方向が違うがな・・・
と思ったが案内通り左に進んだ。



間もなく「石木トンネル」が見えてくる。
どうやらバイパスが出来たようだ。どこに通じているんだろう?

200mほどのトンネルを出て300mほど走ると左に向かう広めの道路に出る。
ああ、きっと、これが昔からの道だと見当をつけて左折した。
途中、記憶にある道とは違う道を通って見覚えのある交差点に到着する。

渋滞していたらどうしよう・・と思っていたのに、あっと言う間に到着してしまった。



上の図の、赤い線が通い慣れた昔からの道、
青い線が今回のトンネルを抜けてきた新しい道。

調べてみると、2年9か月前の、平成30年1月28日に開通したとある。

いやはや、なんだか、浦島太郎になった気分だ。
旧道(上の図の赤い線)は道が狭く、昔のことだが一度、大きな車が擦れ違えず、通り抜けるのに30分もかかった事がある。
今回も余裕を見て家を出たので、友人宅には30分も早く到着してしまった。

きっと注意していなければ、知らずに旧道を通っていただろう。
知らない間に街も道路も大きく便利に変わっていくのだなあ。

高校時代は寝る間も惜しんでバイク(50ccの商業バイク)を乗り回していた。
主に奈良市とその周辺だが、楽しくて楽しくて仕方が無かったのだ。

最近はあまり奈良県内を走らないが、また新しい発見があるかも知れない。
カメラを持って、またバイク(バンバン200)であちこち出かけてみよう・・と思った次第。
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