稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

王龍寺(奈良市二名)の鵄神社(とびじんじゃ)を確認した

2020年07月01日 | 旅行や街角メモリー
奈良市二名にある王龍寺は父母の墓のある菩提寺である。
ここに鵄神社(とびじんじゃ)があることは知っていたが行ったことは無かった。
王龍寺の公式サイトにも何も書かれていない。

王龍寺公式サイト
http://oryuji.com/

鵄神社は、初代天皇、神武天皇の東征のおりの金鵄(きんし)、つまり金色の鵄(とび)に由来がある。

グーグルマップで調べてみると鵄神社の場所は地図上に示されている。
しかし、この鵄神社をクリックすると、画像は「寿大明神」の画像なのだ。
おまけに「今は寿大明神と書かれお稲荷さんになっています。」とコメントがある。

んなアホな!



(地図上の鵄神社をクリックすると寿大明神の写真が出てくる)

どういうことなんだろう?

こうなると、いてもたってもいられなくなり、さっそく出かけてみた。
下に、王龍寺内の寿大明神と鵄神社の位置を明確にしておく。


(今回の位置関係、赤い点線は山門から本堂への道、青い点線は鵄神社への道)


(山門前の駐車場の入り口に「石佛観音岩屋大黒天 王龍寺」の石柱)


(本日もスズキバンバン200)


(下の駐車場から見る山門)


(山門の手前から参道を望む)

本堂の南側にも駐車場はあるが、下の駐車場に車を停め、歩いて参道を登るほうを強く推奨する。
案外、それほどきつい上り坂でも無く、奈良の里山の原風景を満喫出来るのである。


(山門をくぐると左手に「寿大明神」がある)

この「寿大明神」を「鵄神社」と紹介するサイトがいくつか存在するが全部間違いである。

さらに参道を前に進む。


(参道の途中、右手にある地蔵)


(なかなか趣きがあって良い)


(この小さな谷川で沢蟹をいくつも見た)


(本堂に向かう最後の石段の右手前にある小さな石橋が鵄神社への道である)


(この石橋は注意していないと見落としてしまう)

この小さな石橋を渡って、細い道を進む。
途中で上り坂になり右に折れ、少し進むと左に折れる。


(けもの道のような道を登っていくと鵄神社が見えてくる)


(思ったよりも小さな鵄神社)


(参道に戻り、最後の石段を上ると本堂が見える)


(本堂には磨崖仏がまつられている)


(本堂の格子の隙間から中を撮影してみた)


(池の端から大黒天に向かう)

大黒天へは少し坂を上る。
石段が濡れていると滑りやすいので注意しなければならない。


(大黒天)

大黒天の坂を下り、本堂の前を通って墓地に向かう。


(半年ぶりの墓参り)


(大阪は平野の杭全神社から頂いたのが粕井家の唐花紋)

杭全は大阪難解地名にも出てくる地名で「くまた」と読む。

粕井の先祖は大阪平野の綿問屋で屋号を「糟屋」といい明治維新で屋号を元に粕井の性にした。
頂いた唐花紋は近年、勝手に「丸に唐花紋」に変えた。恰好が良いから。
分家だからまあいいや・・・という調子。

墓参りも出来たし、疑問に思っていた鵄神社と寿大明神の混同もはっきりした。
googoleマップの画僧の変更を申請してみたが初めてなので方法が合っているかはわからない。
いくつかのサイトでも寿大明神を鵄神社と紹介している。
順次訂正をお願いしようと考えている。

とりあえず一件落着。

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